東洋医学では、勃起障害を臓器レベルで心・腎・肝の働きが低下した結果起きる症状と考えております。腎の働き・・・「心」の反応が「腎」に伝わり腎の命門の火の指令によって勃起させると考えています。
肝の働き・・・心と腎の働きを調節しているのが肝の働きであると考えています。豊胸
心の働き・・・見たり聞いたりして起こってくる欲望の反応を表すのは「心」働きとして考えています。
■一般的な勃起障害の3態
●相火不足
一般的には熟年以降(高齢者)に多くみられます。腎が腎陽虚となっているために「心」からの伝達に対して反応しない、というより反応出来ないタイプです。
したがって漢方で処方で「八味地黄丸」くらいでは間に合わず「鹿茸大捕湯」でなければ反応しないと言われています。これは老化現象ですので治療がかなり難しいと思います。命門の火が消えかかっている高齢者は、性よりも命が危ないと東洋医学では考えています。
●心が反応しない
何か心理的な要因があって、セックスに恐怖感をもっている。タイプとしては「成田離婚」「マザコン」などもこのタイプに多分入るのではないかと思います。性に対する正常な反応がないタイプ。比較的若い人に多く精神的に強化する必要があるとおもいます。
治療は、帰脾湯・桂枝加竜骨牡蠣湯などを用い心の機能を正常にします。肝の調節不良(一番このタイプが多いと思います)
●肝気鬱血
この病態になると、肝経上に熱が発生します。この熱が停滞しますと相火が燃えて勃起させる力を逆に緩めてしまいます。中年の働き盛りの人が仕事上の種々のストレスを感じて不十分になったのではないかとお思います。治療処方は、加味逍遥散でストレスを緩和し、肝に疏泄をつけ熱をとってあげ心からの伝達に反応出きるようにしてあげます。
暴飲暴食などの飲食不摂によって生じた湿熱が、三焦という膜状組織に溢れて肝の疏泄機能を失調させ、下注して肝経や胆経上に異状が生じます。この肝経とは、外陰部のことで陰嚢の汗もこしけも勃起障害も皆湿熱が下注して陰部に停滞して発症します。
従って三焦に湿熱があるだけでは肝経湿熱とは言わず、陰部に問題を起こしてはじめて肝胆の湿熱といいます。この湿熱が命門の火を取り囲んで上から覆い被さるようにして閉じこめているのでその命門の火が動けなくなって勃起不全になるというような病理機序で起こると考えられています。
治療処方は、この湿熱を除くのに「竜胆瀉肝湯」あるいは「知柏地黄丸」を用います。「竜胆瀉肝湯」は、苦寒の清熱薬が多いのでその症状が改善できたら直に服用を中止すべきです。そうでないと、身体の陽気を逆に損傷することになります。
■勃起障害と東洋医学の総まとめ
肝胆の湿熱:よく酒を呑む人は、どうしても湿熱を多くかかえ、バストケア
その熱はストレスに関係なく精神的ないらいら状態にさせ同時に、湿熱は下に下がるので肝経である外陰部にさまざまな症状が発生し、代表的な症状は陰嚢に汗をかく・鼠経部に汗をかく・勃起力がなくなってくる。
勃起障害の原因:心が反応しない(帰脾湯・桂枝加竜骨牡蠣湯)、命門の火が反応しない(鹿茸大捕湯・金蛇精)、肝の調節不良、肝気鬱血(加味逍遥散)、肝胆湿熱(竜胆瀉肝湯)(知柏地黄丸)