残雪にまぎれてゆらぐ白鳥(しらとり)よ

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新潟市から約50キロほど離れた三条市。そこを流れている五十嵐川上流に向かって車を走ると残雪が残る水田の上から餌を求めている白鳥の群れを容易く見つけることができる。なんとも言葉では言い尽くせないほど美しい風景である。春が訪れる頃にはまたシベリアの方へ渡っていく冬の渡り鳥である。


三条市に入れば、まず白鳥の到来地で有名な五十嵐川沿いの「白鳥の里郷公苑」で間近から白鳥たちに触れることができる。そこからもう少し走れば、道の駅「漢学の里しただ」や「諸橋轍次記念館」があり、すぐ近くには日帰り温泉もある。自然のみでなく、日本の大漢和辞典を編纂した著名な漢学者の一生や論語の名句にも触れて、温泉では身体までゆっくりと休めるので、一石二鳥でなく、一石三鳥が得られる場所である。