青汁を飲んだけど効果を感じられなかった、という声を聞きます。あなたもその一人ではないですか? これは、青汁に大きすぎる期待を持っていることが原因かもしれません。
青汁は薬ではないので、痛みがなくなったとか、体重が減ったとかの効果は出ません。忘れてはいけないのは、青汁は野菜だということです。
野菜は、私たちが最も日々不足している食品の1つです。現代人は、野菜を食べる量が本来の量から全然足りません。普段から、青汁を飲まなくても野菜から必要な栄養素を全て十分にとれている、と言う人は別です。しかし、そういう人はなかなかいないでしょうか。
ですから、野菜をこれまで以上に食べれば、体には必ず良い影響があります。そうであれば、青汁は結局野菜なのですから、青汁を飲んで効果が全くないということはとても考えにくいです。
私たちはどれくらいの野菜を毎日食べる必要があるか知ってますか? 厚生省発表の資料によると、350gです。これを、忙しい私たちの生活の中でクリアするのは、とても難しいです。
すると、私たちはみな、野菜の摂取量が足りず、野菜に主に含まれている栄養素が足りていない状態です。こういった栄養素は、他の食品から補うことができないものばかりです。こうして、私たちのほとんどは、野菜に主に含まれる栄養素が不足した状態で生きています。
そうであれば、単に野菜が飲み物になっただけの青汁を飲んでも私たちの体に良い影響が全然無いということは考えにくいことが分かります。
すると、青汁そのものが、飲んでみた人に効果をもたらさなかったのではなさそうです。別の理由がありそうです。一体、何が問題なのでしょうか。
1つ考えられるのは、きちんと自分が求める効果に合った青汁を飲んでいないことです。青汁の種類は実はとてもたくさんあります。ですから、どんな青汁であっても誰にでも効果が感じられるということはなさそうです。