こんにちは!動点Pです.
教養科目のレポートが終わりました!書かなければいけないものが2つあって,1つ目は昨日提出したんですけど,もう片方が少し重かったんですよね.
字数は2,000なので少ないです.なんですけどテーマが重くて,既存秩序に対するオルタナティブを提供する動きやアイデアについて書くものでした.トピックは政治や経済,哲学とかいくつか候補がありました.僕は比較的なじみのある科学を選んだんですけど,普段からそんなことを考えているわけないので大変でした笑.今日本屋さんでそういうテーマの本を買って,半分ほど読んでやっとレポートがかけたんですよね.本の内容は面白くて一気に読めましたが,テーマが難しいので自分の意見が書きにくかったです.まあ,とりあえずかけたのでほっとしてます笑.水曜日が締め切りで,火曜日に完成しようと思っていたので気が楽になりました.
今日は数学の勉強のコツとして,定理や公式の眺め方について書きます.と言っても,かなり難しいことで僕も全然できません笑.今週の微積分の授業で2変数関数の偏微分をやりました.そこで平均値の定理っていう高校数学にも登場する定理が出てきて,その定理の新しい意味が分かったので,授業の感想に書いたんですよ.そしたら良いところに気付きましたねって褒めてもらえて嬉しかったっていう話です笑.平均値の定理なんて理系の受験生であればだれでも知っている内容ですが,その意味を知ろうとするとなかなか難しいんですよね.なのでこうすれば意味が分かるなんてうまい話はないですが,数学を勉強していくと今まで知っていたものの見方が変わるっていうことを少し書きます.
僕が初めて定理や公式の深い意味があると知ったのは高校1年生のときでした.その時の数学の先生は東大数学科出身の人で,当然頭は良いでしょうし,わかりやすい先生でした.確か余弦定理を授業で扱ったときにその先生が,「少し難しいものの見方だけど,数学ができる人はこの定理が辺の長さと角に関するものだと知っておくとよいよ」と言ったんですよ.僕も含めて,多分クラスのみんなが何当たり前のことを言っているんだって思った気がします.なんですけどその先生の発言がずっと頭に残っていて,浪人して数学を勉強しているときに,ふとその意味が分かりました.うまく言えませんが,定理や公式が何に対する情報で,主張はつまり何なのかが大事なんです笑.あとは見方を変えると違うことが言えたり,当たり前のことを言っていますが奥が深いです.
例えば平均値の定理であれば,受験生だとただの等式にしか見えないかもしれません.もう少し深くみると存在を主張する定理です.それだけではなくて,僕が今回気付いた,弧状連結の関数の2点での値を評価する定理という見方もあります.もっと勉強すればまた違う見方があるかもしれません.難問を解いたり自分で研究するには,そういうちょっと深い気付きをためて,定理や公式を自由自在に扱う必要があるのでしょうね.
別に誰かを悪く言いたいわけではないのですが,そういう点はやっぱり理学部数学科卒の先生でないとできないことだと思います.「公式を図形的にみるとこうですよ」みたいな解説はありふれていますが,少し物足りない感じがします.中学や高校の先生,塾の先生とかもそうですが,理学部数学科の先生はやはり少ないです.なので定理や公式の眺め方は大事なことなのにあんまり強調されていないなーとふと思った次第です笑.僕も普段は全然意識してないので,もう少し考えて数学の勉強をしようかなーと思いました笑.
今日はこのくらいにします!見てくださった方ありがとうございました.