こんばんは!動点Pです。

今日は無用の長物を「むようのながもの」と読んで笑われてしまいました。こんなの読めるほうがおかしいです(笑) ちょうぶつって読むよりもながものって読んだ方が意味が分かりやすいと思います。そんなことは置いておいて、今日は京大数学の2006を解きました。いつも通り問題と答案を載せます。まずは問題です。リンク先から2006年のが見れます。このサイトは後期の問題も含めてかなりの年数を見れるのでおすすめです。東大東工大阪大もあったような気がします。

 

 

次に答案です。

 

1問目と5問目を振り返ります。

1問目は整式の問題です。整式と言えば京大っていうイメージが僕の中であるくらい京大は整式の問題を出します。しかも、いつもそこそこ難しい問題なので要注意です。特色入試でもかなり難しいものが出るので機会があれば解法の振り返りをしたいなーと思っています。そういう意味では今回の問題は手が付けやすかったです。整式でも整数の素因数のような話が成り立ちますよーってことだと思うんですけど、僕は解法を思いつくのに少し時間がかかりました。素因数のように解くといけそうで証明ができません。多分実際の入試で、素因数分解のように答案を書いた人はバツされてるんじゃないかなーと思います。整式は商と余りで分けるっていうのが重要ですね。僕の答案でトルって書いてあるのは場合分けが不要ってことです。注意深く採点したので減点はあまりないと思いますが、無駄に長く書いたので印象が悪そうです。

 

5問目は平面図形です。重心が動く領域を考えるんですけど、初等幾何ではだめそうなので数式でやります。その場合、座標平面(ベクトル含む)か複素数平面ですが、今回は回転とかないので座標平面ですね。僕は斜交座標を使いました。直交座標でもいいと思います。それよりも、この問題が難しいのは文字が多いことなんですよね。どの文字について存在条件を考えるかが難しいです。文系の方も解けるものでいい問題なので是非やってみてください。

 

この前解いた年といい、その前に解いた年といい、本当に0か100みたいな点数しかとらないですね(笑) 今回は70分余ったので、模試で減点されたことを生かして30分は見直しをしたんですけど、まさか最後の代入で間違えてるとは…(笑) 日本語だったり論理構成ばかり見てました。この年は本当に簡単なので、どういう採点をして差をつけたのかなーと疑問です。

 

関係ない話になりますが、僕が答案を毎回載せてる理由は、普通の受験生は自分以外の答案を見る機会があまりないからなんですよね。よくネットには大学生だったり、社会人の方が答案を載せていますが、それってあまり意味のないことだと僕は思うんですよね。時間を測らないで解くなら東大数学であっても東大受験生なら7割くらいはみんな解けると思いますし、何より答案の清書をするのが意味ないです。数学オリンピックメダリストの方とかが答案を書くなら見たいですが、そうでないなら予備校の解答を見ればいいだけです。そのように思っていたので、普通の受験生が時間内に解いたものを、できているものもそうでないものも含めて見れるっていうのが、個人的に意味のあることだと思って載せてます。だからそういう気持ちで見てもらいたいです(笑) 受験生の答案ががっつり載っている参考書ってあまりないですよね。少なくとも僕は知りません。

 

ちょっと関係ないことを書いたので長くなってしまいました。今日はこのくらいにします!見てくださった方ありがとうございました。