7月に入り、お姑さんと、私の母が相次いで入院しました。ふたりとも80歳以上。
私の母は退院できるかどうかもわからない上にせん妄(もともと認知症でもあったのだけど)もあり、
まだまだ面会に制限もあるこのご時世ですが、毎日病院へ面会に行っています。
そして、週末は、母の面会のあと、車で夫の実家近くの姑の病院にも行っています。
私の母は、毎日私と会うことで少しずつせん妄は落ち着いてきたのですが、体調は悪そうです。
手術なのか対症療法になるのか…
兄夫婦とこれから相談することが沢山あります。
で、最近思うのは「終活」。
母は、基本的にお金のこと家のことを子どもに任せる気がなく、貯金のこと保険のことお墓のこと、兄夫婦にも私にも一切話さないまま認知症になってしまいました。
そして、実家にはどんどん荷物が増えていき。
こういう時の資金を絶対蓄えているはずの母なのに、少なくとも私にはどうしたらよいかわかりません。
あそこに通帳があるねん(兄夫婦に)内緒やで、と教えてもらったのは10年以上前。別居の私が、兄夫婦が暮らす実家に乗り込んでいって通帳を捜索するわけには、絶対いかない。
私の母を反面教師にするのはいけないけれど。
私50代。夫は60代。100歳まで生きる気満々の夫婦だけれど、100歳までボケずにいる自信はありません。
自分たちふたりに何かあったとき、自分の子どもに必要ない手間を取らせないように、
いろんなことをすっきりさせなければいけないなあと。
だから、ちょっと早いかもだけど、そろそろ終活、しとかないとアカンなあと思う。
「終活」を考えた時にまず頭に浮かんだのは、アホかと言われそうですが、我が家のピアノでした。
古ぼけたアップライトピアノ。
お母さんの生まれた年に〜買ってきたピアノさ〜、と童謡の歌詞にでもなりそうな50年以上のビンテージです。
私にとっては大切で、でも正直ちょっとジャマ。毎年欠かさず調律してきたのに、コロナの2020年以降調律師さんと連絡を取らなくなってしまっています。
このピアノには、私の両親の思いも詰まっています。
このピアノを処分するかどうか、これは私が決めないとアカンよなと。(私が捨てないと、私の【形見】化するので、子どもたちは捨てられなくなるだろう)
保険はだいぶスリム化しました。
でも、私が病気した時の保険、夫が病気した時の保険、どちらも違う保険会社の違う保障内容なので、保険証券のありかも含め、子どもにわかるようにしとかなあかん。
貯蓄の口座もここ2〜3年でだいぶ整理できています。
だけど、どの口座が何なのか、印鑑は、カードは、それらを明確にしておかないといけませんね。
そしてお家のこと。持ち家なのですが、いずれ子どもたちに渡すことになるのだから、その前にきっちりリフォームしたいです。
それにあたり、断捨離、そう
断捨離!
↑太字で大きくしただけですが、大掛かりにやりたいという強火の意思がこもっとります
を断行せねばなりませんね。
大量にある本は寄贈、手芸材料はメルカリ、これらも子どもにまかせず、自分でやろう。
もちろん、葬儀・お墓のことも決めときたい。
子どもらには「遺灰はホノルル沖に撒いてね〜」とか言っているのですが、子どもらにしたら「いや、どうやって撒くねん」という話ですもんね。
親戚の住所録もまとめとこう。
(もめている親戚同士の裏事情もメモっとかねば)
ほんま、ボケる前にやらなあかんこといっぱいあるわ。
50代のうちにやっとくのが正解やな。