本当に色々あった2020年。
良いことも悪いことも。語り尽くせない。

でもせっかくの年の瀬なので、振り返っていきたいと思います。

まず1月と2月。
活動10周年を記念したワンマンライブを地元香川と拠点の東京の二箇所で開催させていただきました。
約200名のお客様にご来場いただき、大成功。
さあ、ここから飛ばしていくぜー!の矢先にやって来ました、コロナ。

3〜6月までほぼ全てのイベントやライブが中止。

配信を中心に切り替え、無観客のライブをやったり、

こんな感じでYouTubeに色んなカバー動画を出したりしました。
6月後半からは徐々に有観客のライブも復活し、配信とのハイブリッドで活動を行っていきました。

色々と計画は狂ったけど、自粛期間に改めて自分の生活や音楽に対する姿勢を見つめ直し、
今はとにかく自分の音楽のクオリティを上げることに専念しようと決意しました。

夏には、ずっと一緒にやってきたメンバーと離れ、これまた活動の仕方が大きく変わりました。
精神的にもやられそうになっていたこの時期、僕を救ってくれたのはやはり応援してくれるファンの皆さんとそして音楽でした。

とりわけ、藤井風との出会いは間違いなく2020のハイライトです。
今まで僕は「俺が、俺が」という姿勢でもっと上へ、もっと上へ、と自分なりに努力してきたし、一生懸命音楽を磨いてきたつもりでした。
その一方で、周りの人への愛や優しさが欠けていたことも事実です。
いつもいつも自分のやりたい事を優先して、大袈裟に言えば、自分の夢のために大切な人たちを傷つけることも厭わない生き方をしていました。

彼を見て、こんなに無欲な音楽家がいるのかと、頭を殴られたような衝撃を受けました。
「有名になりたい!」とか「大勢に認められたい!」とか、そういう気持ちは恐らく彼の中には無くて、「神様から与えられた、音楽で人を幸せにするという仕事を人生賭けて全うします」というその姿勢に胸を打たれました。
そしていつも愛を忘れない。そんな生き方がしたいと自然に思えるようになりました。風くん、君はほんまに23歳なのか…笑

今までの自分の生き方は間違いだらけだった。
これからはちゃんと周りの人を大切にして生きていきたいと強く思いました。今更ながら笑

彼の影響で、9月中は特にピアノという楽器に心底のめり込み、毎日何時間も引き続ける日々を過ごしました。
少しでも時間があれば新しい曲を一曲でも多く、新しい技を一つでも多く、そんな思いで弾き続けました。音楽にのめり込むということがこんなにハッピーだなんて。毎日楽しくて仕方ありませんでした。

そして迎えたバースデーワンマン10/10、31歳を迎え音楽で繋がった沢山の皆様にお祝いいただき幸せでした。



10/29は藤井風の武道館コンサートのチケットが奇跡的に当選し、生でライブを味わうことができました。
本当に素晴らしかった。
生まれて初めて男に「素敵…!」って言ったよ笑
終始泣いてました。


でもね、こんなに素敵なコンサートを体感できたのにこの少し前辺りから精神的に不安定になり、
音楽をやる意味を見出せなくなっていました。

あんなにハマっていたピアノの練習も少し手が止まるようになり、悶々と自分の人生について考えまくるというモードに突入しました。
今までのように100%ハッピーに音楽を届けることができなくなってしまった。
ライブの告知や色んなことの宣伝も億劫になり、どんどん負の循環にハマっていきました。

走り続けていないと、みんなが離れていくことは分かっています。
それが怖くてずっと走り続けてきたし、新しい目標をその都度見つけてモチベーションを保ってやってきました。

それができなくなりました。

コロナの状況も相まってファンの皆さんの応援の熱も下がっていってることを感じ、より負の連鎖にハマっていきました。

ここ3ヶ月くらいはそうだったかもしれません。

そんな中、ミュージカルRENTのマーク役のお話をいただきました。
コロナ禍での開催なので、小規模で稽古も制限された状態での開催ということでした。
精神的に余裕がない状態ではありましたが、ミュージカルという場にもう一度僕の力を求めてくれたことが本当に嬉しかったので、無理をしてでも引き受けよう!と思いました。
関係者の方々には色々迷惑をかけてしまいましたが、本当にやってよかったなと思っています。



やっぱり演技も歌も好きだ。
もっとミュージカルの世界でも頑張りたいなって思いました。


2021年、もうええかっこしいはやめます。
人の目を気にするのを、やめます。

やりたいようにやります。
ずっとそのつもりだったけど、結局人気者でいたいから、離れられるのが怖いから、周りの目を気にしてた。

僕に興味が無くなったのなら、離れていけばいい。
いくらでも立ち止まるし、走り続けないし、やることもどんどん変わっていくよ。

「頑張ってるはたなか君が好き」なら、そんなのはもういらない。別に頑張りませんから。

これからは音楽を磨いて、人間性を磨いていきます。
それは頑張るとかじゃなくて、やりたいからやるだけ。

それでも、僕の「音楽」を求めてくれるあなたに、全力の愛を注ぎたい。
綺麗事じゃなくて、本当にそう思う。
それでも離れないあなたのために、これから出会うあなたのために、歌います。


2021年、ライブの回数は減らして、自分の音楽をより深く見つめる一年にします。
ええかっこしいをやめて、もっとマニアックに、そして愛と優しさをもって活動していきます。


長文、読んでくれてありがとう。


Thanks for reading this long and boring blog.

はたなか圭一