結婚式の夢を見た

 

すごく幸せな夢だった。修ちゃんが笑ってて、友達がいて。

私のおばあちゃんも、修ちゃんのおばあちゃんも笑ってて、

幸せだねって、おでこをくっつけて笑って手を握ってゆっくりと式場のドアをくぐって出ていくところで目が覚めた。

 

最後のワンシーンは、まるで思い出のビデオを見るように

光あふれる扉のなかへ、式場から出ていく私たちの背中を見ていた。

 

まぶしくて、幸せで、なんだか泣きたくなるような気持ちで目が覚めた。




 

起きてすぐ、忘れないうちにググってみてると

 

結婚式の夢は「人生や価値観が大きく変わる暗示」と書いてあった。

心の奥底に、「新しい自分に生まれ変わりたい」

「人生をリセットしたい」「新しい自分になりたい」と思うときに見る夢だと。

 

確かに、そうなのかもしれない。

 

もし、願いが叶うなら

「ずっと笑顔で一緒にいてください」って言われて、指輪をもらって

一緒に幸せに暮らせたら、子供もできて、毎日笑っていられたらそれがいい。

 

ほかのことは何でも自分でかなえられるけど、人の気持ちとか

タイミングとか、年齢差とか、そういうものは変えられないから。

 

神様、もし一個だけ願いが叶うなら、修ちゃんと子供もできて幸せにいられますように!

 

指輪もなにもはまってないけど、薬指を撫でてじっと目を閉じた。

 

今は2月22日、これから私の誕生日まで187日

 

後たった六か月で終わるかもしれない恋だけど、笑顔で、いっぱいいっぱい幸せにしよう。

そう決めたから。頑張ろう。私はいい女だもん。何が起きてもきっと

また次の日には前を向いてられると思うから。