今年三十三歳、約十年間勤めていた職場を退職して早一か月
ニートである
う〇こ製造機のニートである
焦るよねぇ
焦るしかないよねぇ……
当の本人は東京に行く願望しかないがこれがまた難しい
しがない陸の孤島
両親の片方は突然いなくなり、今は母一人叔母一人婆一人猫二匹の暮らしをしているのだ。
急に出ていこうなぞ難しいのだ。
決定的なきっかけがあればできるのだろう。
例えば住まいが突発的な理由で消失してしまった場合。
はたまた親戚がいなくなってしまった場合
もしくは大都市に土地があればetc......と、頭の足りない人間はついついこんな妄想をしがちだ。
ただ現実、そううまくはいかない。
事件も結婚も仕事も金もいきなりは降ってこないのだ。
最近母親のちょっとした溜息ですらびくついてしまう。
求人誌を見せいつか引っ越すためにと呟けば、さらに重い溜息が帰ってきてしまう。
陸の孤島、三十三歳ニート
出ていくまでの道はまだまだ長い