病棟移動
9月22日に病棟移動の発表がありました。
移動部署は救命救急センターです。
この部署は何年も前から希望していた部署です。
希望が叶ったのでいいことなのですが…
現在の病棟では看護研究ということをしています。
これから研究を頑張っていこうとメンバーと話をしていた最中での移動…
正直、複雑な気持ちです。
そんな中、病棟の副師長からメールをもらいました。
色々と頑張ってくれてありがとうという内容でした。
現在の病棟は4年半…頑張ってきました。
副師長から言われて自分自身は頑張ってきたんだと振り返ることが出来て
やってきたことは間違いではなかったのだと思う事ができました。
10月3日から移動になるので
それまでは現在の病棟で頑張っていきたいと思います。
孤高のメス
地上波初登場でしたね。
内容は脳死肝移植。
1997年10月、臓器の移植に関する法律が施行され、本人が脳死判定に従い臓器を提供する意思を書面により表示しており、かつ家族が脳死判定並びに臓器提供に同意する場合に限り、法的に脳死がヒトの死と認められ、脳死移植が可能となりました。
映画の時代設定は1997年以前
そのため刑事事件の対象になったということでした。
現在では
2010年7月17日以降は脳死移植は本人が提供拒否の意思を示していない限りは家族の同意が得られれば認められるようになり、これによって、日本国内で15歳未満のドナーの臓器移植を可能となりました。
私自身、医療従事者として移植医療に携わっています。
移植医療ということに大きな葛藤があります。
臓器を提供する人(ドナー)は
生体(生きている人)移植は簡単に言うと三親等までの親族なら可能です。
あとは映画の内容にあった脳死ドナーです。
ドナーに対しては私が意見をいう立場ではありませんが…
臓器をもらう人(レシピエント)には色々な人がいます。
これまでたくさんの人を見てきました。
もちろん臓器をもらって大切に生活をしている人もいます。
自分の夢に向かって頑張っている人も見ました。
しかし、脳死ドナーから臓器をもらったレシピエント。
レシピエントは、どこの誰から臓器をもらったのか知る事が出来ません。
ドナーは脳死になり、本人や家族が人の役に立ちたいと思いドナーになりました。
そんな思いを知ってか…知らずか…
もらった臓器を大切に生活する・感謝の気持ちを感じないレシピエントもいました。
正直、私自身そんなレシピエントを見るとガッカリします。
そんなレシピエントと携わりますが
仕事だと思い、割り切って働きます。
もし私が脳死になってもドナーにはなりません。
これは個人的な意見であり、医療従事者が言うことではないかもしれません。
そんな葛藤がありながら観た
孤高のメスでした。