世の中、本当におかしなひとばかり。
とある地域のとあるボケた老婆が住むお家がありました。
老婆は20分間の間に同じ話しを3回します。
「うちのおじいさん(旦那)は昔、三鷹まで自転車で仕事に行っていたのよ」
「うちのおじいさん(旦那)なんてね、三鷹まで自転車こいで行っていたのよ」
「亭主は職場まで自転車で通っていた立派な方だったのよ」
20分以上の長丁場、しかし得るものがないその老婆の家にはいつの日か営業マンは近づかないようになりました。
誰も近寄らないそのお家、近隣の方々からは「アルツハイマー」という呪われたお家という噂がたっていました。
時は過ぎて2009年 夏。
とある地域に配属となった営業マンは老婆の住む家の前を通り過ぎようとしたとき…
不運にも老婆に遭遇した。
しかし、営業マンの心は強く、笑顔を絶やすことなく挨拶を行いました。
『こんにちは!!』
「こんにちはぁ~」
『今日はお外で何をやっているんですか??』
「ネコをね、 探しているのよ」
『ネコちゃんですか?』
「そうなのよ。いつもここで遊ばせているんだけどねぇ~」
『あぁ~、 じゃあボクも探しますよぉ』
営業マンは笑顔を絶やすことなく協力しようと試みた!! 営業マンはここから呪われた家に驚嘆することになる。
『ネコちゃんのお名前はなんていうんですか?』
「みぃ~ちゃん」
営業マンの心:なんだ、そのとってつけた名前は… もう少し心こめてつけろよ。名前。
『へぇ~、みぃ~ちゃんって言うんですかぁ、可愛い名前ですね!!』
「ここでね、2匹で遊ばせてるのよ。たまに幼稚園の駐車場に遊びにいっちゃうんだけどね。」
駐車場のほうを遠く見つめる老婆。しかし、その視線の先には猫はいない。
営業マンは老婆の見つめる方から目をそらし尋ねる。
『2匹飼われているんですか?いいですねぇ~』
「いつもはね、駐車場の陰でね一緒に遊んでるのにねぇ~、今日はいないのよ。」
心:いや、それさっき聞いたし!!
『そうなんですかぁ~、2匹飼われているんですねぇ~』
「今日は坂の上までいっちゃったのかしらねぇ~」
話しは一向にかみ合わない。質問をすると話しが戻るか飛ぶ。こんな奇妙な事態に遭遇した営業マン。しかし営業マンはその他もろもろの呪われたお家で経験を積んでいるため心はそう簡単には折れない。
『ボク、まだこの辺回りますから探してみますよ!!』
「坂の上は道路があって危険なのよ」
質問をすると話しが戻って飛んだ。まどろっこしい!! 元短気の営業マンはジョジョにボルテージが上がってきた。短気といっても怒るわけではない。大人になった営業マンは怒る手前に撤退を選択した。
心:今すぐ離れよう。もはや無駄だ。
『いいっすよ、どーせ暇なんで探しますよ♪ もう一匹のネコちゃんのお名前はなんて言うんですか?』
「みぃ~ちゃん」
ん?
いやいやいや…
ダブルみぃ~ちゃん?
いやいやいや…
数日後、老婆の家に住む若妻に営業マンは尋ねた。
『この前、おばぁちゃんがネコちゃん探してたんですよ。見つかったんですかね?』
「あぁ~、あれね、おばぁちゃんよく探すのよ。夕方には帰ってくるのにね。ホラ、今日はあそこにいるでしょ?」
妻が見つめる先にネコちゃんが二匹。
心:やっぱネコ2匹いるじゃん。 ってか、婆、ボケすぎてネコの名前も忘れたのか?
「うちのおばぁちゃんね、ちょっと前からボケちゃってるのよ。」
心:存じ上げております。
『あ、そうだ、ネコちゃんの名前ってなんていうんですか?』
あの日の謎を解こう。あの日聞いた2匹のネコの名前。たったひとつしか聞き出せなかったネコの名前。もう片方の名前。むしろみぃーちゃんすら危ういだろ、この状況…笑
期待が膨らむ中、営業マンは聞いてはいけない事を聞く。
「みぃーちゃん。」
と
「みぃーちゃん、よ。」
この家族、全員アホです。
とある地域のとあるボケた老婆が住むお家がありました。
老婆は20分間の間に同じ話しを3回します。
「うちのおじいさん(旦那)は昔、三鷹まで自転車で仕事に行っていたのよ」
「うちのおじいさん(旦那)なんてね、三鷹まで自転車こいで行っていたのよ」
「亭主は職場まで自転車で通っていた立派な方だったのよ」
20分以上の長丁場、しかし得るものがないその老婆の家にはいつの日か営業マンは近づかないようになりました。
誰も近寄らないそのお家、近隣の方々からは「アルツハイマー」という呪われたお家という噂がたっていました。
時は過ぎて2009年 夏。
とある地域に配属となった営業マンは老婆の住む家の前を通り過ぎようとしたとき…
不運にも老婆に遭遇した。
しかし、営業マンの心は強く、笑顔を絶やすことなく挨拶を行いました。
『こんにちは!!』
「こんにちはぁ~」
『今日はお外で何をやっているんですか??』
「ネコをね、 探しているのよ」
『ネコちゃんですか?』
「そうなのよ。いつもここで遊ばせているんだけどねぇ~」
『あぁ~、 じゃあボクも探しますよぉ』
営業マンは笑顔を絶やすことなく協力しようと試みた!! 営業マンはここから呪われた家に驚嘆することになる。
『ネコちゃんのお名前はなんていうんですか?』
「みぃ~ちゃん」
営業マンの心:なんだ、そのとってつけた名前は… もう少し心こめてつけろよ。名前。
『へぇ~、みぃ~ちゃんって言うんですかぁ、可愛い名前ですね!!』
「ここでね、2匹で遊ばせてるのよ。たまに幼稚園の駐車場に遊びにいっちゃうんだけどね。」
駐車場のほうを遠く見つめる老婆。しかし、その視線の先には猫はいない。
営業マンは老婆の見つめる方から目をそらし尋ねる。
『2匹飼われているんですか?いいですねぇ~』
「いつもはね、駐車場の陰でね一緒に遊んでるのにねぇ~、今日はいないのよ。」
心:いや、それさっき聞いたし!!
『そうなんですかぁ~、2匹飼われているんですねぇ~』
「今日は坂の上までいっちゃったのかしらねぇ~」
話しは一向にかみ合わない。質問をすると話しが戻るか飛ぶ。こんな奇妙な事態に遭遇した営業マン。しかし営業マンはその他もろもろの呪われたお家で経験を積んでいるため心はそう簡単には折れない。
『ボク、まだこの辺回りますから探してみますよ!!』
「坂の上は道路があって危険なのよ」
質問をすると話しが戻って飛んだ。まどろっこしい!! 元短気の営業マンはジョジョにボルテージが上がってきた。短気といっても怒るわけではない。大人になった営業マンは怒る手前に撤退を選択した。
心:今すぐ離れよう。もはや無駄だ。
『いいっすよ、どーせ暇なんで探しますよ♪ もう一匹のネコちゃんのお名前はなんて言うんですか?』
「みぃ~ちゃん」
ん?
いやいやいや…
ダブルみぃ~ちゃん?
いやいやいや…
数日後、老婆の家に住む若妻に営業マンは尋ねた。
『この前、おばぁちゃんがネコちゃん探してたんですよ。見つかったんですかね?』
「あぁ~、あれね、おばぁちゃんよく探すのよ。夕方には帰ってくるのにね。ホラ、今日はあそこにいるでしょ?」
妻が見つめる先にネコちゃんが二匹。
心:やっぱネコ2匹いるじゃん。 ってか、婆、ボケすぎてネコの名前も忘れたのか?
「うちのおばぁちゃんね、ちょっと前からボケちゃってるのよ。」
心:存じ上げております。
『あ、そうだ、ネコちゃんの名前ってなんていうんですか?』
あの日の謎を解こう。あの日聞いた2匹のネコの名前。たったひとつしか聞き出せなかったネコの名前。もう片方の名前。むしろみぃーちゃんすら危ういだろ、この状況…笑
期待が膨らむ中、営業マンは聞いてはいけない事を聞く。
「みぃーちゃん。」
と
「みぃーちゃん、よ。」
この家族、全員アホです。