白『え〜?なんで教えてくれないの〜?
私のこと好きじゃないの〜?(笑)』
コンビニから帰ってきたら
彼女の楽しそうな話し声が聞こえてきた。
私は急いで部屋に戻った。
ガチャ
西「…誰?」
白『ん?あぁ、友達だよ。この間2人でドライブした子。』
《えー?なんてー?》
白『なんでもなーい!また明日かけるねー。』
《はいよーじゃあねー。》
ピッ
西「…ドライブ?」
白『うん、あれ?言ってなかったっけ?』
西「ドライブ…ななも行きたい。まいやんの車乗ったことないから。」
その話を一切聞いていなかった私は少し彼女に腹を立てた。
西(ていうかごめんの一言くらいあってもええやろ。ばか。)
白『んー。うん、いこーね。』
西「…映画行こう!まいやんが見たい言うてたやつ!」
白『あー、そうね。今度行こう。』
今までがそうだったから分かる。
彼女の今度は一生来ない。
西「なんでや…ななとは電話してくれへんやんか。」
白『んー?毎日会ってるんだからいーじゃん?』
西「会っても構ってくれへんやんか!!」
白『ちゃんと構ってるつもりでいたんだけどな〜。』
彼女は携帯から目を離さないで言う。
それも冗談を言っているかのトーンで。
西「それに…それに携帯ばっかし見て!少しもななのこと見られへんのか!」
白『…どうしたの、七瀬。なんか変だよ?』
私が今まで隠してきた部分を口に出した途端、変だのなんだのと言い出した。
これは私の本心だと言うのに。
西(…もう、無理なんかな。)
辛い思いはもう、したくない。
これで最後にしよう。
私は最後の賭けにでた。
西「…まいやん、キス…しよう。」
白『どうしたの?』
西(付き合いたての頃やったら嬉しそうな顔してキスしてくれたのになぁ。)
付き合いたての頃と今を比べて勝手に悲しくなる。
あの初々しいさはもう戻ってこない。
西「…こんなんだったらなな達、終わりにしよう。」
白『…え?なんて?』
西「別れよう。」
白『っ!なんでっ、ご、ごめん!気に障ったなら謝る!!ごめん!』
西(…こんな時だけ頭下げんでもええやんか。)
これでもかと頭を下げる彼女を見て
なんだかばかばかしく思えてきた。
と同時に嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
西(ななってとことん、ちょろい女やなぁ。)
白『本当にごめ…』
西「ええって、もう。ドライブした友達とやらが好きなんやろ。もうええよ。終ろう。」
自分で思っていたよりも
さっきの電話のことが突っかかっていたみたいで、震える声を抑えて言葉を吐いた。
白『何言ってんの!?あれは友達だから!七瀬!ねぇ!』
西「…ウッ、、ウグッ…」
白『な、七瀬?ごめん……。でも、本当に友達だから…七瀬が思ってるような関係じゃないよ。』
西「グスッ……、、グス」
そうやんね、そう思った。
彼女はは浮気するような人じゃないって心ではきっとわかっていた。
でも中々言葉にしない彼女にもどかしさを感じていた。
白『…毎回嫉妬させてばっかでごめん。携帯ばっかりなのもごめん。』
白『…私、本当に七瀬のことが…。』
何かを言いかける彼女をよそに私は抱きついた。
ぎゅーってそっと抱きついた。
それと同時に彼女も私を抱きしめた。
白『…ごめんね。七瀬のこと何も考えずに…。愛してるよ。』
西(ごめん、愛してる…か。前も言われたなぁ。)
思えばいつもその言葉に騙されてきた。
それも今日で終わりにしたい。
西(次はもうないからね。信じてええんよな?)
白『…今までごめんね。誰よりも七瀬が大好きだよ』
西(…ななも大好き。愛してるで。)
白『これからも一緒にいてくれる?』
西(これからも一緒にいような)
私の肩を押した彼女の手は、
優しく温かかった。
私はもう一度彼女を抱きつき、耳元で囁いた。
西「…ばーか。」
白『ふふっ、、、ありがとう。』
強く、強く抱きついた。
白『…七瀬、苦しい。』
西「あっ、ごめん。」
白『嬉しい…愛してるよ。』
どちらともなく額をくっつけて目を合わせる。
西「ふふふっ。」
白『七瀬…。』
沈黙に耐え兼ねて笑みを溢した私に
触れたら崩れてしまいそうなほど
優しい顔で微笑みかけた。
チュッ
もう二度と彼女から離れないように。
もう二度と彼女を離さないように。
これは愛の誓いのキス。
〜END〜
お久しぶりです(^ ^)
更新が遅くなりすみません。
今回は既存曲の歌詞を元に文を書いてみました!
初の試みなのであまりうまくは行きませんでしたが…。
タイトルが曲名になっております。
すごく良い曲で私も大好きです。
是非聴いてみて下さい(^ ^)