CHERRSEE YUMAのサプライズ生誕で贈った動画のお話
11月17日パピオスあかしクリスマスツリー点灯式にてCHERRSEEはゲストライブ、物販を終え締めに入ろうとしていた
「見てもらいたいものがあります」
そう言って物販用のテーブルに2台のノートPCを置いた
1台はメンバーに向けて
もう1台は集まってくれたファンに向けて
直前まで編集作業をしていた動画を、同時に再生した
始まって直ぐに、
メンバーの目が潤んでゆくのが分かった
これまで、誰かが企画をして、そこに協力する、という立ち位置でいた
責任を取らなくていいし、楽だった
得意の写真で協力して、それで役に立った気がしていた
転機は3rdワンマンライブだった
8月25日の大阪公演はNENEとMIYUの誕生日のちょうど間の日
そこでNENEとMIYUの生誕を祝わせてもらった
ファンを代表して企画を考え、皆の協力を得て、というより
自分がやりたいからやった
そんな感じだった
しかしながら、やはり一人では成し遂げられなかったわけで
結果たくさんの人に助けられながら、生誕を祝うことができた
NENEとMIYUの嬉しそうな顔を見て、応援してきてよかったって
心の底から思った
ただただ、喜んでもらえたのが素直に嬉しかった
この日、YUMAの誕生日は自分がやる、そう決めた
次に誕生日を迎えるのはLENAであったが、本当に祝いたい人が主導するのが一番である
皆も知っての通り、あの人が適任だと誰もが思っていたし
結果、思い出に残る企画をやってくれた
10月10日
メッセージ動画を作って贈りたい
TATSUYA氏とのチェル会で、そう企画を持ち出した
4月1日SAYURIがCHERRSEEを卒業し、AIRIとYUMAが加入
AIRIとYUMAにとって、これから迎える誕生日はCHERRSEEのメンバーとして初の誕生日である
いつだって、どの年だって特別だけど、やはりこの節目の意味は、僕らにとってとても、大きいと感じた
そしてYUMAは20歳になる
変わらないものと
変わっていくもの
繋いできた想い
紡いでいく想い
そういう想いを、伝えたかった
感謝と期待を伝えたかった
愛を与えたかった
普段のふざけた自分では、なかなか伝わらないし信用されないかも
これは動画しかない、そう思った
そして、その想いを4分半の動画に込めた
制作に取り掛かってから、約3週間ほど経ったところで、アウトラインが8割方決まった
ラフにカット割りをして、キャプションを入れ、ビデオを書き出した
再生して
泣いてしまった
作った自分が
別に泣かせるために作った動画ではないけれど
何度再生しても、涙が出てくる
これなら想いが伝わるかもれない
少し安心した
YUMAのために作った
でもCHERRSEEのためでもあり、我々CHERISHのためでもある
AIRIのためでもあり、HIKARU、LENA、NENE、MIYUのためでもあった
みんなの顔を思い浮かべながら、作った
最後の1週間でファンの声を編集した
みんなからの温かい想いが溢れていて
それが制作の励みになった
ただ、前半と後半のストーリーのつながりがうまく表現でず
苦しんでいた
完成したのは当日の13時半
本番直前である
ただ不思議と焦りは無かった
最高のパフォーマンスを魅せてくれるCHERRSEEがいて
熱い声援を送ってくれるファンがいて
自分をサポートしてくれる仲間がいて
本当に幸せだなって思った
そして、
サプライズ本番を迎えた
NENEが合図を送ってくれる
一歩前に出て
この皆の想いを
再生した
