皆さんこんにちは。


ジュリクワ:⭐︎hiro⭐︎です。


今回もはプレス機を使うのが初めての方や、菌糸ブロックからの菌糸瓶作りが初めての方向けに詰め方について解説します。




市販品や普段からプレス機を使っている方は、硬詰・普通詰・緩詰など幼虫のステージやクワガタの品種毎に使い分けていると思います。


では、それぞれの詰め方って何?

と思う方も居ると思いますので、それぞれどんな物か考えてみましょう。


硬詰とは字の通りカチカチに硬く詰める事です。

1本の菌糸瓶で交換タイミングを伸ばしたり、蛹室を作る時に便利ですね。

また居食いをさせる時も向いていると思います。

主に2本目以降で使う場合が多いかと思います。


次に緩詰ですが、こちらも字の通り緩めに詰める事です。

緩めに詰める事で餌を食べ易くなる為、

初令や2令初期に一気に食べさせて成長させる場合に向いています。

主にプリンカップや1本目の菌糸瓶に使う事が多いかと思います。


最後に普通詰ですが、方詰と緩詰の中間で万能に使えるタイプ且つ菌糸を自分で詰めて菌糸瓶を作る場合の基準になります。

初令〜羽化迄万能に使えるのが魅力ですね。




では、プレス機を使ったそれぞれの詰め方について考えてみましょう!


世間一般では、緩詰が何g、硬詰が何gとか言う話をよく聞きますが、詰める菌糸、人、瓶のどこまで詰めるかで変わってきますので基本的に何gと言う事は出来ません。


菌床の含有水分量やチップの荒さによって詰める量は変わりますし、瓶の肩口下部迄詰めるか、肩口上部迄詰めるかで必要な菌糸の量も変わってきます。


では、基準となる普通詰について考えてみましょう。

一般的な市販品の場合、特に硬詰と書いていない菌糸瓶は普通(標準)詰と言えるでしょう。


では、何gの菌糸が詰まっているかは、先ず入手した既製品の菌糸瓶の重量を測ります。

次に既成瓶に使われている空のボトルの重量を測ります。

既製品の重量-空ボトルの重量=入れられている菌糸の量になります。


その量を基準として詰める菌糸の量を少なくすれば緩詰、多くすれば硬詰になります。


既製品がある場合は楽ですが、無い場合はどうすればいいのでしょう・・・??



・標準瓶の作り方

プレス機で詰める前に一旦プレス棒を使って自分で思う硬詰を作ってみましょう。

体重をしっかりプレス棒にかけ、キツく詰めます。

基本手詰めでキツく詰める事はプレス機を使えば軽くて詰められます。

つまり、手詰めの固詰め+α(10〜20g程度)がプレス機を使って詰める場合の基準として考えれば良いのかと思います。


先程の既成瓶と同じ様に手詰めで詰めた瓶の重さを測ります。



次に空瓶の重量測り詰められていた菌糸の量を割出します。


菌糸の量が分かれば空瓶にその重量の菌糸を入れ、自分の目標にする詰める場所(片口や入口のすぐ下など)迄詰めてみます。

先ず詰める場所迄詰めた時のプレス機のハンドルの位置(ストローク量)が基準となります。




基準になるハンドルに印を付けておくと便利です。



同じ様に詰めていけばほぼ同基準の菌糸瓶が幾つも作れます。




これで普通詰(基準)が出来ました。


硬詰をする場合は基準+30g〜80g位が目安になります。

緩詰をする場合は基準-20g〜50gが目安になると思います。


ただ、1番重要なのはプレス機のストローク量を全て同一にする必要がありますので、先ずは普通詰をする時にプレス機にハンドルにかける自分の力の具合を覚えて下さい。


そしてそれ以上力をかけると硬詰、それ以下の力だと緩詰になります。


色々と言われている使用菌糸量はあくまでも参考と考え、自分の感覚を頼る方が確実ですよ。


基本ストロークに対する自分がかける力の強さをまずは意識してみて下さい。


簡単な説明でしたが、このやり方でプレス機を使って菌糸を詰めていけば安定した菌糸瓶を作れる様になります。