最愛の父が旅立ちました。
もうすっかりその事実を受け入れている、と思って過ごしていますが、ふと、たまらなく寂しくて、会いたくなります。
私の事を誰よりも深く、おおらかに愛してくれた父でした。
普通は眉をしかめるイタズラや奔放も、父は笑って見守ってくれました。
いつでも自由にのびのびと育ててくれました。
「お前らはおれの宝だ。」
と、真っ直ぐな言葉で愛情をしめしてくれました。
思春期に反抗期にならなかったのは、父が私のする事を何も言わず見守り、反対せず、応援してくれていたからだと思います。
いつも絶対的に私の味方でいてくれました。
上京して父と離れても、結婚して子供を産んでも、私は父の“娘”でした。
遠慮なく甘えて、なんの忖度もなくモノが言えて、あるがままの私をいつでも受け止めてくれました。
この日がいつか来ると思っていましたが、まだまだずっと先であってほしかった。
本当に大好きな父でした。
もっと感謝の気持ちを伝えたかった。
もっと親孝行したかった。
結局お世話になってばっかりのまま、父は逝ってしまいました。
この後悔を考えたくなくて、普段父の死から意識をそらしているのかもしれません。
この悲しみに浸る勇気がまだないのかもしれません。
まだ全然信じたくないのですが、
もう父はこの世にいません。
生前の父の思い出話を友人や知人がしてくれる事で改めて父の優しさを感じられます。
語り尽くせない程の思い出をしばらくゆっくり振り返りながら、私も父がしてくれたように子供に愛情を注いでいけたらと思っています。(なかなかうまくいかない時も多いですが。)
お父さん、
ありがとうございました。
おつかれさまでした。
またね、