野良猫に餌をあげることには、是 非 が問われますが、
お腹をすかせてやつれた親子の茶トラの猫にえさをあげていました。
おとどしの春に生まれた子猫ちゃんもすっかり大きくなり
元気そうに見えた9月初旬の写真です。
此のころには、抱っこできる位私に懐いていました。
しばらくして、10月の下旬位から、痩せてきて、
どうしたのかなと気には留めていました。
11月の半ばに獣医さんに連れて行き、猫白血病と判明しました。
とりあえず、口内炎を抑える注射をして頂き
その日は帰りました。
3匹も猫を飼っていて、2匹は病院通いです。
その上、野良猫の治療となると、経済的にも厳しいものがあります。
とりあえず、ドライフードは食べられなくなっていたので、
ペースト状のかんずめに猫用の粉ミルクを混ぜ食べさせて
いました。
寒くなるので、ダンボールにエアクッションを巻、入口を作り
中にヒーターを入れ、そこで寝起き出来るようにしました。
すっかり弱ってしまった12月になっても、私が仕事から帰ると、
ダンボールの小屋から出てきて、私を迎えてくれました。
忘れもしない12月25日クリスマスの日、
仕事に行く前にいつもの餌を用意をして外に出ると、
いつもなら小屋の中にいるはずなのに、
外に出ていて私を待っているかのようでした。
用意した餌に少しだけ口をつけ、踵を返して私を見つめ、
塀のブロックに飛び乗り、ゆっくりと歩いていきました。
仕事から帰ると、猫の姿は消えていました。
最後のお別れになってしまいました。
猫 [ジンって名前を付けてました] の実に潔い命の引き際に
立ち会って、感動しました。
引き際の美学を心得ているジンちゃんを思い出しては、
胸がジーンとなる今日この頃です。
ジンちゃん
此のころは元気だったね
天国でゆっくりやすんでね
