「……カズ……。」

「…………」

「ね、カズぅー?」

「…ん?…聞いてるよ。」

わたし……今ゲームで忙しいんですけど?

「あのさ、なに欲しい?」

「おか……」

「ね……以外でっ!」

「…家…って言ったでしょ?」

……この間、収録中に聞かれて……
答えてますから。

「いや、だから無理だろ?それ……」

「じゃ、やっぱり……ゲームかな?
嵐さんみんなからは、クッション
もらえることだしね。」

「そーだけど。てか、ほんとにクッション
でいいの?」

「ん。だから、ゲームは潤くんが
ください。」

「いや、充分だろ?」

「まったくもって、充分じゃないけどね。」

「いやいや…。そのうち手とコントローラー
一体化しちゃうよ?」

「それ!チョー楽じゃん!
ご飯は潤くんが食べさせてくれればいいし、
ま、トイレも…潤くんが手伝ってくれれば
いいしぃー。」

「はぁ?……手伝わねぇし。
…てか、ほんと、なに欲しいんだよ?」

うーん……。ないよね?
家以外……欲しいものないんですけど……
あ、でも……


「…………時間……かな?」


「っ!時間かっ!!!!!
それ、オレも欲しいーー!
……えっとね。飲みに行く時間でしょ?
ライブ行く時間でしょ?
あ、舞台も行きたいし!
あとねぇー、テニスする時間にぃー。
旅行も行きたいし……。
えっとえっと……レッスンする時間!
うたもダンスも……
演技のワークショップとかも行きてぇー!
あとね!なんだろ?えっと…………」

潤くんってさ……
ほんと天然で可愛いよね?
わたしの欲しいもの聞いといて……
自分の欲しいもので楽しくなっちゃってさ。
目がキラキラしちゃってますよ?
てか、どんだけ勉強熱心よ?

「はいっ!ストーーップ!!!!!」

「ひぇ?」

「……潤くんさ……。
わたしの欲しいもの……
きいてくれてんだよね?」

「あ、あぁ…。そだった。えへへ。
……カズは何の時間が欲しいの?」

「決まってるでしょ?
ゲームする時間ーー!」

「してんじゃん!」

もぉーー。って呆れながら……
ゲームから目を離さない
俺の顔を覗き込んで……

「ゲームの時間は……却下……。
……カズのゲーム時間……
オレにちょーだい?」

急に色気だしてきてさ……
ほんと、潤くんってずるいよね?

コントローラー持つ手が
潤くんの綺麗な手でふわっと包まれて……

「オレの……一番欲しいのは……
カズとの……じかん……。」

めちゃくちゃオトコマエな顔で
見つめられてさ……
エッロい唇が……
今にも俺の唇にくっつきそう……。

「……だから……。それは
潤くんの欲しいもの。……でしょ?」

くっつきそうだった唇がぷーって膨れて
……また可愛い。

「じゃ、教えてよ?
カズの欲しいじ・か・ん……。何?」


ちょっと不安そうな顔で
じっと見つめてくる潤くん……。
……さーて、なんて答えようかな?

ゲームはちゃんとセーブ完了。
コントローラーは、床に置いて……。

潤くんの手をキュッて握って……
鼻と鼻がキスしちゃうぐらい近づいて…


「……欲しい時間……ね?

まずは……潤くんと……
キス……する時間……。」

チュッて触れるだけのキスをして。

潤くんの首にきゅーってしがみついて…

「それから……ギュって抱きしめて
もらう……時間……。」

そして……ちょっと赤くなってる
潤くんの耳もとで囁くよ。

「…で……潤くんと……愛し合う……
じ・か・ん…………。ね?」

ピクってした潤くんが
すっごい嬉しそうな顔してるの
見なくてもわかっちゃう。
伝わってきちゃうよね?


「……カズぅ。
いっぱいあげる!いっぱいしよ!」


ヒョイってお姫様抱っこされて……
ビューンってベットルームへ
連れてかれて……。

優しくフワッとベッドの上におろされて…

「カズ……お誕生日おめでとう……」

って言いながら……
頭の先からつま先まで……
幸せなキスで埋め尽くされた。


ねぇ、潤くん……
来年も再来年も……ずっとずっと
誕生日には……潤くんの時間……
ちょうだいね。







|ω・`)チラ


。。。ってことでっ



ニノちゃん
お誕生日
おめでとぉ
ヾ(●´∇`●)ノ

潤担のJunjunだけど。。
ニノちゃん💛だぁーい好き

これからもJunjun
惑わせてください💛
(*´□`*)アゥアゥ

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