改めて。
無事退院しました
ご心配や応援沢山支えて下さってありがとうございました
子宮筋腫は多くの女性になる病気。
だから、子宮筋腫なら大丈夫ね、、って多くの方に言われて私もなーんだ!大丈夫かー!と入院も旅行気分だねって言われるくらい、とっとと取ってよー!くらいにお気楽に構えていました(笑)
が
やはり手術は手術。
人にもよると思いますが、私は術後辛かったので、参考になればと思い書かせて頂く事にしました。
ながーくなりますがお付き合い下さい
まず、最初に気付いたのが今年の2月頭くらいでした。
朝起きて何気なくお腹を触ったら下腹部にしこりがあり、近くにいた妹達にも触って確認して貰い、やはりしこりがあると。
すぐさま自分でネットで沢山調べたり、妹の回りにも沢山いる話を聞いて、私くらいの年齢になってくると多い病気だと分かって少し安心していました。
その時に生理が始まりそうだったのと、今コロナ禍でなかなか予約が取れない事もあり、2月25日に近所の病院で受診。
先生に大きいのが2つあるね!と。
精密検査を受ける事になり、3月12日に別の病院で精密検査。
結果が出て最初の病院で話を聞きに行ったのが3月22日でした。
その結果、6.4cmと9.4cmの大きな変形筋腫があるとの事でした。
(正確な大きさ忘れちゃったけど、確かそのくらい)
普通の筋腫なら良性らしいけど、変形筋腫の場合は手術して取ってから調べた後に悪性だったケースもあるみたいなので、取った方が良いですと言われました。
先生があっけらかんとしていて
「取ったら今出ているお腹へこみますよー!」
って笑って言ってくれたから、私もあははー!じゃあ早く取りたーい🎶って感じでした(笑)
確かに下っ腹出てきた感じがあったので、原因はこれかー🎶くらいの気持ちでした(笑)
手術が出来る大きな病院に紹介状を書いて貰い、そこから自分で電話をするのですが、これがこのコロナ禍という中での病院の最初の壁でした
電話が繋がらない!!!!
まー繋がらない繋がらない繋がらない!!!
予約センターに電話するのですが、時間をずらして1日何回もかけたり長時間かけっぱなしにしたり4日間に渡りかけ続けたり、予約センターに繋がらないなら直接病院に電話しようと思い、直接病院にかけても予約は予約センターにお願いしますと言われて内線してもらいましたが、20分間鳴らしっぱなしでも繋がらず、、私の気力はなくなりました
病気をあまり大きくとらえていなかったこともあり、身近な人に話しても、医療がひっ迫している事は連日ニュースで流れていたし、そうだよねぇとか、仕方ないよね、とかいう話で終わり、私もそうだよね、と思い、1ヶ月放置してしまいました
その間気になって時々しこりを触ったりしていましたが、ゴールデンウィーク辺りであれ?大きくなってる???と違和感を感じました。
不安を感じて病院のホームページを改めて見てみると、見付けました
紹介状持っている人のみ予約出来るって!!!!
これ見付けた時の喜びはハンパなかったです
電話するのが億劫になっていたので、サイトで予約し、次の日に電話がかかってきました
良かったーーーー
何度独り身だという事を実感した事か(笑)
それは退院するまで何度か感じました(笑)
まだ両親や妹達はいるけど、自分で全部やらないといけないから、今後は1人でなんでも出来るようにならなきゃ!と思いました
保険の事も区役所での手続きも今までノータッチだったので、勉強になりました
そして、病院もすぐには予約取れないので、予約出来たのが約1ヶ月後の6月6日
そこで男性の先生にまたを広げて検査して貰って、、のダメージの大きさ(笑)
仕方ないけど、女性の先生はまたまだ少ないんですかね
先生達はどう思っているんだろう、、とかネットでググったら、やはり同じ様に思う患者は多いらしく、沢山出てきました(笑)
少しホッとしました(笑)
そして採血したりなんだり色んな検査を受けて、結果が出たのが6月20日
そしてそして入院予約と先生のスケジュールもあり、入院予約出来たのが8月1日
長かったーーー
病院によるのかもしれませんが、コロナ禍の今、何か病院に行かなければならなくなった方は早めに行動することオススメします
いつも応援して下さる皆様にお伝えするのは後日報告で元気になってからの方が良いかな?とも考えました。
でも、Twitterも毎日更新しているし、隠し切れないのと、嘘付けない性格なのもありますが、いきなり言ったら心配するだろうなぁという思いから、入院するのが決まってからご報告させて貰いました
皆さん色々調べてくれたりサポートしてくれたりしてご心配おかけしましたが、後日報告じゃなく、リアルタイムでのご報告で皆さんに隠す事なく正直にお伝え出来て良かったと思っています。
その方が皆さんにも受け入れて貰えた気がしています。
入院前から退院するまで沢山のサポートや応援ありがとうございました
入院~退院まで
ここからは入院してからのお話です
楽観的な性格もあり、入院中なにしようかなー!入院中にパソコンの中の写真整理しよう!ゆっくり出来てラッキー!とか、お菓子も食べてokなんだ!良かった!等々。。
お気楽気分で特に心配もなく入院1日目を過ごしていました(笑)
ただ、書類の量よ
先生達が何人も入れ替わり立ち替わり来て説明したりサインしたり、何だかんだでバタバタしていました。
絶対個室は嫌だったし、誰かと喋る気満々だったのと値段もあり、大部屋6人部屋を希望したら、第2希望の4人部屋
追加料金もかかるので心配になりました(笑)
しかも、その部屋にいたのはお婆ちゃん1人。
少し話せましたが、その日すぐ退院。
結果、4人部屋に私1人
えー
怖い(笑)
病室で電話出来たのは良かったから思ったより快適でしたが、次の日に2人、その次の日にもう1人入院してきたので、ずっと1人じゃなくて良かったです
2日目手術。
入院初日に少し話せたお婆ちゃんが【まな板の上の鯉】と言っていましたが、本当その通りでした(笑)
ベッドで運ばれて手術室に入り、されるがまま。
手術室に入る前に
「緊張してますか?」
と聞かれましたが
「本当に手術するんだ?って感じです」
と笑っちゃいました(笑)
現実離れした状況と初めて見る景色に本当にそんな感じで、わー!凄い。こんな感じなんだって状況についていけてない感じ(笑)
ドラマでしか見た事のない景色が目の前にある。
リアルに体験出来て良かった
そんな時でさえ芝居に活かそうと思っちゃいました
その気持ちは退院するまで変わらずでした(笑)
手術室は異空間。
明るくて広くて綺麗で現実味がない印象でした。
両脇にいる女性の先生が手際よく術着を脱がしていき、体に何か貼られ、その後口に透明のマスクをあてられ、、早かった。
全身麻酔どんな感じか覚えておこうと思っていましたが、話しに聞いた様に、一瞬ほんの少し頭がボヤけて来たと思ったら、その後は記憶にございません(笑)
意識失うという意識もなかった
すっごい不思議な感じ
意識がぼんやりの中覚えてるのは、手術後の術室で終わりましたよ!と声をかけられた時でした。
その次にうっすら覚えているのは、病室に戻ってベッドに横になって声かけられた時でした。
恐らく手術室から病室までベッドで運ばれて、、。
どうやって病室のベッドに寝ているのかも記憶にない(笑)
ベッドからベッドに移ってるはずなんだけど(笑)
その後目が覚めたのが夜中1時過ぎと朝方5時過ぎくらい。
すぐ寝ましたが、その後、朝の検査で6時過ぎくらいに目が覚めた感じです。
11時に手術スタートして、私は3時間程の手術でした。
腹腔鏡手術でした。
後から聞いた話しですが、握り拳ほどの大きな筋腫2つと小さな筋腫の3個、460g取ったそうです。
出血が400mlと多かったみたいで「手術大変でしたもんね」と看護師さんに言われました。
手術の方法も2通りあり、手術前に選択を言い渡されました。
☆1つ目
傷は残らないが、お腹の中で筋腫を切断して取り除く方法。
ただし、稀に筋腫の中にがん細胞が隠れている場合もあり、その稀にあった場合、医師の間でお腹の中で切断しても大丈夫なのかと言われている。
☆2つ目
筋腫を丸ごと取り出す方法。
その場合、筋腫の大きさにもよるが、手の人差し指第2関節、もしくは第3関節の長さまでお腹を切って取り出すから傷痕が残る。
ただし、がん細胞が隠れていたとしてもお腹の中で切断しないので安全。
迷いました
結果、2つ目の筋腫を丸ごと取り出す方法を選択しました。
傷跡は残りました。
後から聞いたらがん細胞はなく良性だったと聞いてホッとしましたが、この選択で良かったと後悔はないです。
手術中は記憶ないですが、私の場合術後が辛かったので、もう2度と手術したくないと思いました。
なので、手術にもしもの可能性があり、もしがん細胞があった場合、医師の間では大丈夫かと言われているものなら、お腹の中で切断して、もしそれが他の所に広がったら、、等々考えるともっと大変な事になります。
がん細胞がなかったのはあくまでも結果なので、あー良かったと素直に思いました
それぞれ何を取るか、人によって判断は違うけど、私は傷跡残っても後悔していません
3日目。
私てきにこの日が1番辛かった
術後は意識もうろうと寝ていたのですが、目が覚めた次の日は熱が出て、午前中には38度まで上がりました
もちろんご飯なんて食べれず、でも薬も飲まなきゃ行けないから3日目は毎食3口くらいしか食べられなかった
尿の管も点滴も付いていたので、1人でトイレまで歩けたら全部外せますと言われ、歩く練習をしましょうと言われました。
リハビリ
正直まだ意識がもうろうとしていたので、早いよ~と思いました(笑)
自分の力じゃ起き上がれなくて、ボタン押したら起き上がらせてくれるベッドが本当に助かりました。
起き上がって看護師さんと話してる時に1度意識を失って「大丈夫ですか?!」と声をかけられ目が覚めました。
あれはびっくりです(笑)
その後立ち上がり1歩踏み出したら吐き気と目眩が
先に体を拭いて貰い、仕切り直して何とかトイレまで歩けたので、点滴と尿の管が取れました
通常トイレ行きたいと思ってトイレに行くと思いますが、尿の管が入っている時はまだ意識がもうろうとしていた事もありますが、トイレ行きたいと1度も思わなかったのに、しっかり管を通して出ていました。
そこも意識ない所なので、ずっとトイレ行ってないのではないかと思ったので、確認した時は不思議な気持ちでした。
術後の次の日はずっとそんな感じでご飯も朝昼晩全部3、4口しか食べられませんでした。
夜になって熱も37.3度くらいに下がりました
4日目
その日も1日ご飯ほとんど食べれず。
でも少ーしずつ食べれる様にはなりました。
頭もまだ回っていませんでしたが、他の患者さんがリハビリで廊下を歩いていて、私も言われていたので歩き始めました。
切ったお腹が痛すぎて、ヨタヨタノロノロ歩き。
姿勢も前屈みで酷い姿(笑)
シャワーに入れて気分がスッキリしました
5日目
朝御飯ほぼ完食
時々針をお腹に沢山押し付けられた様な痛みがやって来ますが、意識もハッキリしてその日はパソコン作業とYouTube見ていました
明日退院だー!と思っていたら、夜に先生が来て、朝採血した数値が基準値に達していなくて低いと言われ、明日また検査して様子見させて下さいと伝えられました。
退院出来ない可能性あり
でも正直、もう1日くらい入院したい気持ちもありました(笑)
6日目
朝採血と検査。
入院してから4回採血しました。
退院して大丈夫と言われました!!
どっちだろうと悶々としていたので嬉しかった
あと1日入院していたいと思っていたけど、いざ退院ってなると嬉しいものです
ただ、貧血なので、立ち仕事は2週間ほど休んだ方が良いと言われて痛み止めと鉄分の薬を貰いました
妹が車で迎えに来てくれたのですが、1つ後悔した事があります。
入院するなら絶対にキャリーバッグ!!
私は大きな鞄で行ったのですが、元気な時は重いけど持てたので大丈夫でした。
ただ、退院の体力低下して貧血な体にはとてもじゃないけどキツすぎて、病室から受付まで看護師さんが持ってくれてかなり助かりましたが、それからお会計するまで1人で荷物を持って運んだのですが、僅かな距離で息切れ
妹に電話して受付まで来て貰い、重い荷物を持って車まで運んで貰いました。
あれはアカン(笑)
学びました
妹は子供産んでいるので、切った後の痛みとか分かっててくれて頼もしかった
お姉ちゃんかなり助かったよーーー
~退院後~
お昼前に退院したので、帰りスーパーに寄りました
車の揺れ、、辛かった(笑)
あと、スーパーの中だけだけど、そんなに歩いたの久しぶりだったので、貧血もあり立ってるのがキツくて、自分のご飯選んだら後は妹に任せてすぐ車の中に戻りました
病院でずっと健康的な食事だったので、油ものやお弁当に全く惹かれず、うどんを買いました。
いつも食べていたスーパーのご飯が、、味濃い
体調が良くないのもあり、半分残しました
家に帰ったら妹達のやり取りが面白すぎて笑っちゃって、思わずお腹に力入っちゃう事が多すぎて、病院にいる時よりお腹が痛い
病院と家では環境も違うし、スーパーも寄ったので、急に沢山歩いたし、階段の登り降りで目眩と吐き気と息切れ
帰ってからはずっとダウンしていました
ここからが本当のリハビリなんだと実感
退院して2日経ち、貧血も良くなってきたのか、目眩もほぼなくなってきました
お腹の傷の痛みはまだ時々襲ってきて
「うぅ、、」
という感じになります。
ベッドから起きるのもお腹に力を入れると痛いから、まだスムーズには起き上がれません。
ご飯は今日は油もの、餃子1個だけですが、食べられました
こうして味の濃いものにまた戻っていくのねーーーっ(笑)
まださっぱりしたものが良くて、ほぼお粥食べていますが、少しずつ普通のご飯も食べて行きます
リハビリ
手術後ケロッとしている人もいるみたいだから人によって差があるけど、一概に
【子宮筋腫だから大丈夫!】
なんて事は絶対ないなと思いました。
ほぼ良性の病気だから、そういう意味では大丈夫かもしれません。
でも手術は手術。
大丈夫なんて事は軽々しく言うもんじゃないと思いました(笑)
経験出来て良かった
でも、もう2度と経験したくない(笑)
健康第一で!!!
私の経験が何かの参考になれば幸いです
ここまで読んで頂きありがとうございました
引き続き頑張ります
成瀬樹理