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 東京電力福島第一原発の事故による農業や畜産業の被害について、福島県のJAグループは19日、3~6月分の損害額を52億3700万円と算出した。恵美 警戒区域から持ち出せないコメや死んだ家畜などで、29日に東電に賠償を請求する。

 請求は5月の約5億円、6月の約26億円に続き3回目。福島市内で19日に開かれた会合で決まった。警戒区域の倉庫に保管されたままのコメ5032トン分、9億9600万円を初めて請求する。警戒区域などで死んだ牛や鶏の被害分は27億8700万円で今回の半分以上を占める。モノグラム 政府が出荷停止を指示した肉牛については来月以降に請求予定。

 福島県会津若松市の会津高校と山口県萩市の萩高校が8月5日、福島市である第35回全国高校総合文化祭(高文祭)で、合同合唱曲を5年ぶりに披露する。戊辰戦争以来の会津と長州のわだかまりを交流で解消しようと両校で作った曲「友情 時を越えて今」。東日本大震災の苦しみも合唱で和らげようと張り切っている。

 「福島に行くから。一緒にできるといいね」。昨年10月、兵庫県西宮市であった全日本合唱コンクール全国大会に14年ぶりに出た萩高顧問の有冨美子先生は、再会した会津高顧問の山ノ内幸江先生に話した。その後、両校とも推薦を受け高文祭出場が決まった。

 ところが3月に大震災が起きた。会津若松市は福島第一原発から離れており、被災はほとんどなかったが、会津高の体育館は一時避難所になった。福島での開催が正式に決まったのは、5月半ばだった。

 「友情」は2006年に山口県であった国民文化祭「子ども夢プロジェクト」に、萩高合唱部が会津高との交流を提案したのがきっかけで生まれた。実力が全国レベルの両校が1年以上かけて作り上げたダイナミックな混声4部合唱曲だ。その年の11月、萩市で初めて合同合唱が実現した。

 高文祭では1校10分の持ち時間で2曲歌える。主催者のはからいで、出場のべ38校のうち、萩高と会津高が順番に舞台に上がり、萩高が1曲歌った後、会津高が加わって計約120人の男女がハーモニーを奏でる。

 富士通の野副州旦(のぞえ・くにあき)元社長の辞任をめぐり、野副氏との関係が指摘された投資会社が「記者会見などで名誉を毀損(きそん)された」として、富士通と当時の役員3人に計3億3千万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた訴訟の判決が19日、東京地裁であり、請求は棄却された。投資会社は控訴する。

 富士通は、「反社会的勢力との関係」が疑われる投資会社と関係を持ち続けたとして野副氏を2009年秋に辞任させた。投資会社側は、富士通がこうした考えを記者会見などで表明したことを問題視。「反社会的勢力との関係は事実無根。業務にも大きな支障が出た」と主張してきた。

 判決では、反社会的勢力と関係があったかどうかは判断を示さず、富士通側の発表や発言は「原告らの社会的評価を下げることがないよう相応の配慮がされていた」として、名誉毀損には当たらないとした。