日常で触れたエンタメ作品の感想

日常で触れたエンタメ作品の感想

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『金と余暇と名誉を必要最低限手に入れたら、

あとは自分の決めた目標かゴールに挑戦し続けることにしか幸せはない』

 

というような内容を見つけた。

 

 

私は最近、悩んでいる

大義を見つけるべきか、

身近な「金と余暇と名誉」を見つけるべきか

分からぬまま

3年位過ごしてしまっているかもしれない

 

中途半端に『金と余暇と名誉』を探求したから

ぬるかったのかも知れない。

 

 

 

 

最近、三体という本を読んだ

 

 

 

エンタメの世界を仕事にしてるからか

うますぎる展開と文体だからか

ありえなくないと思えるほど現実世界の進歩があまりに早すぎるるせいか

ともかく三体の世界が距離はさておき現実にあると思った

三体人の必死な有様が目に浮かぶ

 

 

こんな感じでフィクションの世界に入ってエンタメをやって

翌日も頭を離れないことがある

 

 

ここ最近で言うと、

表題も一つそうだし

アビー(Last of us2)もそうだし

ウォルター・ホワイト(BB)もそうだ

 

 

 

アビーもウォルターも

マッチョな軍人女性と老化学教師とで自分と違う人達だけど

駆り立てられるように数年を過ごしており

共感と憧れとともに投影したし応援した

 

 

だから翌日も二人のことを考えてた


二人のような生き様に憧れてしまう

 

 

 

多分、私はそういう数年を過ごして

その後エンタメに癒やされる数年を過ごしたのだ

 

 

 

前半の数年、『金と余暇と名誉』は今思うと一つたりともなかった

ただ、その数年を三体人やアビーやウォルターのように過ごしたら

続く数年を、緩やかに抜かりなく過ごした結果

『金と余暇と名誉』が手に入ったのだと思う

 

前半だけでなく後半もないとバランスが崩れてたかもしれない

 

 

 

再び前半に私は戻りたいと思ってる

強く

 

サブタイトル:早すぎる終幕

 

 

 

一行目からネタバレありきで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついエンドロールまで見てしまった

 

 

 

 

どんなに心を打つ映画でも、

早く感想を言い合いたいから

エンドロールは見ずに立つんだけど、

今回は立ちあがれなかった

(おかげでカブーンのpixarが見れた)

 

 

 

 

 

左隣の小学生が、

映画中ずっと鼻をグズグズ言わせて

くしゃみしたりポップコーンこぼしたり拾ったりでずっとうるさくて、

 

 

 

 

おまけに右隣の女性は開始からずっとぐすぐす泣いてたんだけど

 

 

 

 

 

最後の10分間。そしてエンドロールまで

 

 

 

ふたりともすげー静かだった

 

 

 

 

 

 

なんなら映画館中が

 

 

 

 

シン……‥

 

 

 

としてるように感じた

 

 

 

 

 

 

そんな場内を見渡す余裕があるくらい、客観的に結末を眺めてしまった

 

 

 

 

 

 

客観的とかいいつつ相当憤慨しながらずっと考えていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

せめて・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

最後の結末を変えられないなら

 

 

 

ウッディの気持ちの変化を、丁寧に描いてほしかった

怠慢だとすら思ってしまった

 

 

 

 

 

それをやらずに、あの最後にもってくのは

 

 

 

 

 

いわゆる展開優先、キャラの気持ち置いてきぼり、の

まんまよくある例になっちゃってないかって。

 

 

 

 

 

 

 

 

製作者として分かるよ

 

 

 

 

おもちゃを都合よく解釈する人間、すなわちファンのみんなのこと

 

 

 

 

感謝すると同時に、

 

 

 

「自分たちの作ったキャラクターはそんな都合よくないよ」

 

 

 

って言いたくなる気持ち。

 

 

 

 

 

毎回同じendだと飽きちゃうって恐怖も。

 

 

 

 

 

 

でもさ、私というファンはいつものお決まり定食でいいのよ

 

 

 

 

 

 

 

少し退屈に感じてしまう可能性はある、

 

 

 

 

 

でもむしろいつものお決まりエンドを求めてるからシリーズ4作目に来てるのよ

 

 

 

 

 

 

 

だって製作者サイドと違って数年に1度、2時間しかこの世界に触れないから。

 

 

 

 

 

 

 

24時間365日、別の勉強や仕事や締切に追われてて、

 

 

 

 

 

 

数年前に見た幸せな記憶を頼りに、

 

 

 

 

 

また皆に、あのイノセントな空間に会えると思って映画館に来るのよ

 

 

 

 

 

 

 

 

私も1は小学生のころ30回くらい見たかもだけど、2は1回しか見てない。

 

 

 

トイストーリー3は3回しか見てない。

 

 

 

 

 

金額的には7000円くらいしか貢献してない。

 

 

 

 

 

だからこんなこと言う資格はないかもだけどさあ。

 

 

 

 

 

ギャビーギャビーの最後の展開、ウッディにくれない?涙

 

 

 

 

 

 

ウッディはさあ、

 

 

 

 

 

おもちゃは子供のために存在する って貫通行動を

 

 

 

 

ブラしちゃいけないキャラクターじゃん

 

 

 

 

 

確かに、ボニーは一回もウッディを見なかったよ

 

 

 

 

 

毎度のごとくリーダーシップも失われてたよ

 

 

 

 

 

でもそんなんで心折れて子供のために存在することを諦める同胞たちを

 

 

 

 

これまでずっと励ましてきたじゃん

 

 

 

 

 

直前までスプーキーを助けてたじゃん

 

 

 

 

 

スプーキーを助けることでしか自分の存在価値がないからじゃなくて

 

 

 

 

 

スプーキーを助けた先にボニーの笑顔があったからじゃん

 

 

 

 

 

 

 

ボニーから見捨てられ仲間から呆れられ、

 

 

 

 

 

それでも、子供のために奮闘する主人公に憧れ痺れ応援したいのに

 

 

 

 

 

 

 

向いてないことは辞めて強みを活かして自分の人生を生きます

 

 

 

 

 

 

って、もう、それ、模範就活生の問答じゃん

 

 

 

 

 

人間じゃん、現実じゃん、レイワを生きるワシの人生じゃん

 


 

 

 

カーズ3も近しい展開だけど、

 

 

 

 

 

『レースで勝つ』とかだった主人公の貫通行動が、

 

 

 

 

 

見た目的にも性能的にも不可能だってことが

 

 

 

 

 

 

鬼のように突きつけられたから、

 

 

 

 

 

 

 

そして、次世代を「レースで勝つ」ために育てるという

 

 

 

 

 

貫通行動がぶれてなかったから

 

 

 

 

 

主人公の引退は歓迎できた。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、ウッディはおもちゃとして重要な外観も綺麗で、

 

 

 

 

 

内面の哲学も行動力もピカイチで。

 

 

 

 

 

 

 

まだ全然引退しなくていい時期に…引退したように感じた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうこの際勝手に③案提案していいなら。

 

 

 

 

別れるのが変えられないなら

 

 

 

 

①ジャビジャビの、「戻ろうとしたけど、迷子の子供を見捨てられなくて泣く泣く別れる」ENDをウッディに渡す 

…一番簡単。代わりにジャビジャビがいつものごとくやっつけられる。敵役がいっつも似たようなEND迎えるくらい許容。

 

 

 

 

②ウッディの見た目をボロボロにして、余生くらい楽しませてやってくれと思わせるくらい中盤を辛くさせ、最後別れはするものの、遊園地に併設された新孤児院か新介護施設で、子供(老人)のために静かに余生を迎えるEND

…何らかのpixarらしいおしゃれでイカした方法で、ウッディがボニーに手紙かメッセージを投げかけながら終えてくれ。

 

 

 

 

 

 

もし別れるのを変えていいなら、

 

 

 

 

 

③活躍の末、スプーキーと帰還。ボニーに弟が生まれて大団円。

…①②に比べたらパンチはないが、現ENDよりはこれで行きたい…。てかこれがいいよ…。

 

 

 

(現END:スプーキーを奪還し、ボニーが心配ないことを確認し、自分の人生をボーとともに生きる。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

改めて名探偵ピカチュウをみて、自分は

 

 

 

 

なんの疑問もなく

 

 

 

 

 

どれだけポケモンを都合のいい生き物だと思ってたかを

 

 

 

 

思い知らされましたが、

 

 

 

 

 

トイストーリー4のこの

 

 

 

 

ウッディ自立ENDに憤慨する自分をみて、

 

 

 

 

 

 

人格を持つおもちゃキャラクターのことも

 

 

 

 

 

 

 

どんだけ都合のいい生き物だと思っていたんだと気付かされました。

 

 

 

 

 

 

 

好き勝手書いたけど、

製作者の皆様、本当にお疲れ様でした。

素晴らしい映画をありがとう。

ウッディと皆の余生に幸あれ。