フィリピン永住計画 -4ページ目

フィリピン永住計画

フィリピンという国に初めての渡比してから、28年がたちます。初めは20才の学生頃、アルバイト先の社長に連れられて。最初はフィリピーナを見下していた私も40才頃にフィリピンクラブにはまり結婚。毎日が波乱万丈。

社長から電話があった。
すぐに、
「社長大丈夫ですか?」と聞いてみたら、
「お前、なにいってるの?昨日の娘とMOAにショッピングと食事に来ているだけだ。」との返答で、正直、安心した。

しかし、だんだん怒りがこみ上げてきて、
「社長.今日はPさんの家に行く日じゃないんですか?」とちょっと強い口調で言ってみた。

すると社長は、少し、低い声で、
「実は君に折り入って相談があるんだ。今からMOAに来てくれないか。あと、Pさんの家には行かないつもりだ。」

ある意味、Pさんを諦めてくれたのであれば、私の身も安泰なので、ホッとした気持ちになりました。
そして、既に予約していたレンタカーが来ていたので、MOAまで行ってもらうことにした。

スターバックスコーヒーにいるという事だったので、その前で車を停めてもらうと
その2人がスグにわかったので、駆け寄っていった。

「社長、連絡がつかなかったので、本当に心配しましたよ。何も問題ないですか?」
と、私が話しかけると
「いやいや、悪かったね!久しぶりに楽しくて、あなたの事なんて、すっかり忘れていましたよ。(笑)」
と、笑いながら、素直に謝罪してきた。

となりにフィリピーナをよく見ると、
「可愛い!」

それに片言の日本語が喋れる。

「ところで、社長。相談事ってなんですか?」
「ハッキリ言うね。この娘を日本に連れて来たい。何とかしてくれ。」

まじかよ?
そこまで面倒見切れません。

これが本音ですが、
「なにか良い方法を考えます。とりあえず、彼女のことを聞かせてください。」と、その場を取り繕った。

続く