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映画生活 side B

映画やドラマ、読んだ本など面白かったものについてちょこちょこupしていきます。

東京国際映画祭 、六本木開場へやっとプレス証を取りに!

遅い!遅すぎる!完全に乗り遅れたが今年はいた仕方なし。

スペイン出身の監督イザベル・コイシェ の新作「エレジー」が

明日夕刻上映されるが、明日はどうしてもこなさねばならない

用がるので行かれない…残念!!


コイシェは「死ぬまでにしたい10のこと」

「あなたになら言える秘密のこと」で日本でも注目を浴び、

その手腕を高く評価されてきた女性監督。

社会派女優サラ・ポーリー とタッグを組んできたが、今回は

新たな顔合わせでペネロペ・クルス、

ベン・キングスレーとの映画作り。

2人ともいい役者だ。どんな映画だろうと期待してしまう。


今日は川喜多財団へ写真を借りに。主に

クリント・イーストウッドの作品に関するスチル探し。

対象となる5本の作品それぞれにつき、

何枚かのストックの中から厳選して1枚ずつ焼いてもらう。

「ダーティ・ファイター」の酒場で男を殴るクリントは迫力!

殴られた男の顔は動きが早くてぶれまくり。

昔のクリントのモノクロ写真。

色々手にとってみることができ、役得。

とても楽しく充実した時間。

TBSの深夜、今まさに「Stand Up!」 が再放送中。

嵐の二宮和也、小栗旬、成宮寛貴、NEWSの山下智久ら

今旬の若手俳優が出演。監督は堤幸彦。

今見ると本当に豪華な顔ぶれ。そしてみんな若いなー。

脚本・撮影・芝居のテンポすべてよし。まぎれもない名作!




移動中、Coccoの「きらきら」を聴く。
ちょっと前に是枝裕和監督の新作ドキュメンタリー

「大丈夫であるように -Cocco 終らない旅-」を観て、
ちゃんと彼女の音楽を聴いてみようと思ったからだ。


映画は意外にも泣けて笑える内容だった。
Coccoというアーティストを私はよく知らなかったけれど、

人づてに“血を流しながら歌っているような人”と

聞いていたので相当激しい人なのだろうと思っていた。


映画冒頭、移動中の車窓のCoccoは

黒砂糖をひとかけらかじっている。
それ以外は何も食べない。


ほとんど骨と皮だけのような肉体だ。

いつも全身にセンサーを張り巡らせているような敏感さ。
過剰なまでにあらゆるものを受け止め、

やり過ごせず苦しむことになるのだろう。


悲しい歴史を持つ沖縄に生まれ育ち、

己の無力さを嘆きながらも自分なりに戦ってきた彼女。


東京で行われた小さなイベントで

ファンの前である女性からの手紙について語る。
手紙は青森の六ヶ所村から送られてきたものだ。
不可抗力に苦しみ叫ぶのは島人だけではないと

知ったCoccoは、自分の無知を泣きながら

搾り出すような声で詫びた。


無知を恥じる心、どうにかしたくても何もしてやれない

絶望的な無力感。この場面、私も泣いていた。

「泣きながらカメラを回したのは初めてだった…」と

監督本人もおっしゃっていた。
本当によく撮ってたなーと思う瞬間を記録している。

一見に値する。


子供が生まれたせいだろうか。恐らく彼女の激しさ・

痛々しさは、よりしなやかさ・たくましさへと変わって

きているのではないか。
映画は12月公開。東京は渋谷シネマライズにて上映。

とっつきにくいという先入観ある人は特に、

最新のCoccoの姿を是非観て欲しい。



大丈夫であるように

初ブログ開通です!いったいどうなることやら。。。叫び


まずはかんたんに自己紹介というか近況を!

筆者dashは、旧作&新作映画を観てTV番組を作る仕事をしています。

そんな生活の中での様々な体験をこれからどんどん書いていこうと。

書く中での気づきもあるだろう…

なぜ自分がこの作家が好きなのか?作品が好きなのか?

これらの走り書きに触れて、誰かが何かを感じることがあれば幸いに思うニコニコ