ギタリスト岩見淳三のライブ日記

ギタリスト岩見淳三のライブ日記

和歌山県出身、法大卒。日本を代表するビッグバンド「原信夫と♯&♭」のレギュラーとして2009年解散まで活躍。JAZZ界屈指の正統派ギタリスト。

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お馴染み川崎市溝の口「ネオネラ」にて。

350クラブの皆さんが応援に。

11月19日鶴見サルビアホールにて2年ぶりの「岩見淳三スペシャルユニット」コンサートの告知を三浦会長さんからして頂きました。


ハーモニカのマツモニカを迎えて。
インストは
「黄昏」「Cool blue」「雲海にのって」などコロナの時期に作曲した私のオリジナル曲中心に、
YAYOIの歌は月をテーマに「Mmoonlight serenade」「Fly me to the moon」「雨降りお月さん」など。
いつも沢山の方に観て頂き本当に有難うごさいます。

私の事を「心の師匠」と呼んでくれている、札幌のギタリスト長沼発を迎えて。
彼が高校生の時に私と出逢って20年。
彼のデビューアルバムを紹介。
YAYOI、ジャンボ小野(ベース)と共に。
全国の皆さんに観て頂き嬉しかったです。
有難うごさいました。



我が♯&♭の原信夫さんが天国に召されました。

94歳、見事に天寿を全うされました。


数年前は原さんの誕生日が近くなると、原さんが大好きなイタリアンレストランに送り迎え➡️

原さん一流の大きなゼスチャーで「オー・イエー!」と喜んでくれました


・・・最後にもう一回行きたかったなあ。



思い起こせば、息子さんのギタリスト・原ともや君の後釜で♯&♭に入ることになり、第一回目の公演が大宮ソニックシティだった。

最後の曲が終わり幕が閉じると、原さんが振り返り「岩見君、今日の初心を忘れないように」と言ってくれ、それがテスト合格の言葉でした。

以来16年間もお世話になるとは・・。



解散の時は皇居でも演奏させて頂きました。

「A列車で行こう」の演奏前に、「18番中の17番を演奏します」と言う原さんのギャグに天皇陛下が肩を揺すって笑っておられました。


違う公演では

「客席の綺麗な女性を見ろ!」??

時としてとんでもない事を言うバンマスでしたが、譜面にかじりついていたギタリストをリラックスさせる為の、原さん一流のユーモアだったと思う。


弥生と2人で北海道ツアーの小樽で、たまたま旅行中の原さんとバッタリ遭遇、その夜のお寺のコンサートに駆けつけてくれて、ステージで挨拶。

「小樽の皆さん、うちのギターを宜しくお願いします」

と言ってくれたのが嬉しかった。


原さんに我々のデュオをじっくり聴かれるのはいささか緊張したが、終わってから頂いた的確な音楽的アドバイスがその後のツアーで役立ちました。


優しくてとても人間臭くて、そして偉大なバンマスでした。

どんなに忙しくても「俺たちには練習しか無い」・・

が口癖だった。

本当にの沢山の思い出と、貴重な経験を有難うごさいました。


原さん、長い間お疲れさまでした。


           写真提供 小川茂