誰もが知ってる手塚治虫先生の『鉄腕アトム』。その中の『地上最大のロボット』というエピソードを、『MONSTER』,
『20世紀少年』で浦沢ミステリーを確立した浦沢直樹がリメイクした作品。
世界最高峰として人々に愛されてる7体のロボット(モンブラン、ノース2号、ブランド、アトム、ヘラクレス、ゲジヒト、エプシロン)が次々と襲われ破壊される事件が起こる。誰が何のために…。
みたいな粗筋なんだけど、驚きなのは主役がアトムじゃないのね。刑事ロボットのゲジヒトがこの事件を捜査していくわけ。最後の最後はアトムが持っていったけどね。
全編を通して、人工知能を極限まで高めていくと、ロボットも人間のように嘘をつくのか?涙を流すほど悲しむのか?誰かを殺してしまうほど憎むのか?っていうのがテーマですな。
リメイクという性質上、着地点が決まってるわけで、その分ラストが無難かなぁと感じましたが、名作には間違いないです。人気が出過ぎた故に引っ張り続けた(引っ張り続けさせられた?)『20世紀少年』より全然好きですな。
