以前も移植のことは考えておいて下さいと言われていたので、今回もそうだろうと思った。
私は生体肝移植に積極的ではない。
まず、理由としては家族に同じ血液型がいないこと。
両親が60歳を過ぎていること。
姉が1人いるけれど、結婚をし小さな子供が2人いること。
何より、自分の為に家族の健康な体に傷を入れて欲しくないことが理由だ。
なので、私に何かあれば延命治療はいらないと言っていた。
ただ、肝性脳症にかかり、死と本気で向き合うきっかけとなり、まだ生きたいと情けないが強く思うようになってしまった。
ただ、生体肝移植に対しての思いは変わらず、それなら脳死肝移植を考えてみませんか?と提案された。
そして、移植コーディネーターの方のお話だけでも聞いてみるということになった。
脳死肝移植のメリットとして、私の原発性硬化性胆管炎では生体肝移植より再発率が少ないこと。
体への負担が軽くなることだった。
私の通院している大学病院では、脳死肝移植は出来ない為に近県の大学病院での手術になることを説明された。
ここから、脳死移植の登録まで驚く早さで流れるように進むことになる。
続く。