ガーナ - 5. ンズレゾ(1) | Art of the World - カメラを持って、旅に出よう

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10年以上定期的に世界を旅しています。それらの旅の記録を写真と共に残しています。2024年3月現在渡航国と地域は65。

1時間位のカヌー旅の果てに。

とうとうンズレゾにやってきました。

 

 

 

 

 

 

まずは村唯二つのゲストハウスのうちの一つにチェックインします。

 

コテージはあたかも湖の上に浮かんでいるようです。結構揺れます。

 

 

 

部屋の中はこんな感じ。

 

 

 

ンズレゾは、その昔貧しくて土地を買うことができなかった貧困層が湖上に建てた村の名残だそうです。

今では主に観光業と酒造を生業にしていますが、それにしては雰囲気はとても排他的。なんとなく視線を感じながら、まずは村長の息子(村長不在なので代わりに)への挨拶に連れて行かれました。

 

 

 

 

 

 

 

村長の息子と面会しましたが、うって変わってとてもフレンドリー。

まずはツアーの説明と村の歴史についての簡単な解説を受けます。和やかな雰囲気の中話は進みました。連れが赴任している地域と言語が違うため、解説は英語で進められますが、連れ曰く「英語うまい」とのこと。

 

教養。人柄。アフリカの地方の村落では首長が強い指導力を発揮しますが、やはりここでも村長の子息は只者ではない雰囲気でした。

 

 

 

ひとしきり説明を受けた後、村唯一のバーに向かいセブンアップで小休止。

 

写真はガイドの兄ちゃん。

 

ちょっと歩くだけで簡単に揺れる、人里離れた湖上村にもこんなバーがある。この地で生きる人たちの生活に思いを馳せます。

 

 

 

次はこの村もう一つの名産品、蒸留酒の工場に向かいます。

 

酒造はジャングルの奥です。

 

 

その奥に…

 

 

 

ありました。

 

 

 

試飲。まだ酸っぱかったです。

 

 

この地ビールならぬ地ウィスキーとでも言うべきお酒・Akpeteshie(アペテシ)はサトウキビから作られますが、とても強力。簡単に酔っ払うことができます。

 

ガーナの食べ物は全体的にとても辛いのですが、この強いお酒はガーナ食にベストマッチ。まずはショットグラス一杯のアペテシを一気飲みした後、燃える胃袋にアツアツのフーフー&辛口シチューを掻き込むのはまさに至福の時間。

 

「とりあえず飯は最高だから楽しみにしてて」

と渡航前に連れから言われていた通り今回のガーナは本当に食べ物に恵まれましたが、これらの蒸留酒抜きにはガーナ食は語れません。今でも時たま飲みたくなる、独特の風味を持った一杯です。

 

試飲でほろ酔いになったところで、夕食を待つためにンズレゾ対岸にある離れのコテージで休憩をすることにしました。元来たジャングルを戻り、対岸へ向かいます。

 

続きます。