☆〜☆〜☆
潤くんが突然、犬の姿の翔ちゃんを抱きしめて、
「俺、この子飼いたいっ!!」
と言い始めた。
その場にいた、さとちゃん、相葉さん、翔ちゃんに俺は、潤くんの突然の言葉に思わず、
「「「はいっ!?」」」
〝わんっ!?〟
と同時に反応した。
ちょっと待って、潤くんっ!!
黒柴の犬の姿をしているけど、その犬は正真正銘の俺の従兄弟の翔ちゃんだからっ!!
困惑する俺達の事には構わず潤くんは続けて、
「俺、子供の頃からずぅーーーっと、黒柴のワンコを飼いたくて、ずっとずっとずーーーっと探してたんだ…。」
と言いながら翔ちゃんをギュッと抱きしめていた。
いや…。
だから何度も言うけど、潤くんその犬は俺の従兄弟の翔ちゃんだからねっ!!
と心の中で叫んでいると潤くんは話を続けて、
「ねぇ、まー、そうだよね?」
と相葉さんに同意を求めていた。
「う、うん。
潤ちゃんはずっと黒柴を飼いたがっていたけど…この子は…。」
と相葉さんも困惑しており…。
相葉さんがダメだったので、
「ねぇー。かずお願いっ!!」
と潤くんは俺に言ってきた。
「えっ!?
いや…、それはダメかな…?」
と否定すると、
「何でっ!?」
何でっ!?
って、だからその犬は俺の従兄弟の翔ちゃんだからっ!!
なんて言えないので、
「何でって…。
だってこの子はこの家の子だから…。」
と言うと、
「どうしてっ!?」
潤くんが悲しそうな顔をして言ってくるので、困っていると…。
「ショコラは櫻井家の家族同様だからダメなんだよ。」
とさとちゃんが優しい声で、潤くんを諭すようにそう言った。
潤くんは智ちゃんの顔をジッと見つめていたので、諦めてくれたかな…?
と思っていたが…。
潤くんは負けずに、
「ショコラは絶対に俺の運命の子だから、お願いっ!!」
と瞳をウルウルさせてお願いするもんだから、相葉さんまで一緒になって、
「和くんっ!!
大ちゃん先生っ!!
僕からもお願いっ!!
潤ちゃんにショコラを飼わせてあげてよっ!!」
なんて言う始末で…。
結局、さとちゃんが、
「ショコラは櫻井家の子だから、良夜(りょうや)さんと夏芽さんに聞いてみよう。」
と言って伯父さんと伯母さんに潤くんと相葉さんを説得して貰う事にして、さとちゃん、潤くん、相葉さん、俺の4人は翔ちゃん1人部屋に残してリビングへと向かった。
翔ちゃんの部屋を出る時にやけに翔ちゃん(黒い柴犬バージョン)が吠えてるな、と思っていると潤くんが、
「ショコラが、連れて行って!!、って言ってるけど大丈夫?」
と聞いてきたので、
「うん。大丈夫だよ。」
と答えて、
「ちょっと先に行っておいてよ。」
と皆んなに伝えると、一旦翔ちゃんの部屋へと戻って翔ちゃんに駆け寄り、
「翔ちゃん、ごめんけどこの部屋で待っていてよ。」
と頭を撫でながら翔ちゃんに言うと、黒い柴犬姿の翔ちゃんは文字盤を、
潤くんが突然、犬の姿の翔ちゃんを抱きしめて、
「俺、この子飼いたいっ!!」
と言い始めた。
その場にいた、さとちゃん、相葉さん、翔ちゃんに俺は、潤くんの突然の言葉に思わず、
「「「はいっ!?」」」
〝わんっ!?〟
と同時に反応した。
ちょっと待って、潤くんっ!!
黒柴の犬の姿をしているけど、その犬は正真正銘の俺の従兄弟の翔ちゃんだからっ!!
困惑する俺達の事には構わず潤くんは続けて、
「俺、子供の頃からずぅーーーっと、黒柴のワンコを飼いたくて、ずっとずっとずーーーっと探してたんだ…。」
と言いながら翔ちゃんをギュッと抱きしめていた。
いや…。
だから何度も言うけど、潤くんその犬は俺の従兄弟の翔ちゃんだからねっ!!
と心の中で叫んでいると潤くんは話を続けて、
「ねぇ、まー、そうだよね?」
と相葉さんに同意を求めていた。
「う、うん。
潤ちゃんはずっと黒柴を飼いたがっていたけど…この子は…。」
と相葉さんも困惑しており…。
相葉さんがダメだったので、
「ねぇー。かずお願いっ!!」
と潤くんは俺に言ってきた。
「えっ!?
いや…、それはダメかな…?」
と否定すると、
「何でっ!?」
何でっ!?
って、だからその犬は俺の従兄弟の翔ちゃんだからっ!!
なんて言えないので、
「何でって…。
だってこの子はこの家の子だから…。」
と言うと、
「どうしてっ!?」
潤くんが悲しそうな顔をして言ってくるので、困っていると…。
「ショコラは櫻井家の家族同様だからダメなんだよ。」
とさとちゃんが優しい声で、潤くんを諭すようにそう言った。
潤くんは智ちゃんの顔をジッと見つめていたので、諦めてくれたかな…?
と思っていたが…。
潤くんは負けずに、
「ショコラは絶対に俺の運命の子だから、お願いっ!!」
と瞳をウルウルさせてお願いするもんだから、相葉さんまで一緒になって、
「和くんっ!!
大ちゃん先生っ!!
僕からもお願いっ!!
潤ちゃんにショコラを飼わせてあげてよっ!!」
なんて言う始末で…。
結局、さとちゃんが、
「ショコラは櫻井家の子だから、良夜(りょうや)さんと夏芽さんに聞いてみよう。」
と言って伯父さんと伯母さんに潤くんと相葉さんを説得して貰う事にして、さとちゃん、潤くん、相葉さん、俺の4人は翔ちゃん1人部屋に残してリビングへと向かった。
翔ちゃんの部屋を出る時にやけに翔ちゃん(黒い柴犬バージョン)が吠えてるな、と思っていると潤くんが、
「ショコラが、連れて行って!!、って言ってるけど大丈夫?」
と聞いてきたので、
「うん。大丈夫だよ。」
と答えて、
「ちょっと先に行っておいてよ。」
と皆んなに伝えると、一旦翔ちゃんの部屋へと戻って翔ちゃんに駆け寄り、
「翔ちゃん、ごめんけどこの部屋で待っていてよ。」
と頭を撫でながら翔ちゃんに言うと、黒い柴犬姿の翔ちゃんは文字盤を、
ズズズッ
と口で咥えて持ってくると、
い や だ !!
つ れ て い っ て !!
と前足で指し示すと、
〝ワンッ!!ワンッ!!〟
と吠えた。
「翔ちゃん…。
アナタ、今不安定なんだから途中で人間の姿に戻ってしまうと、潤くんも相葉さんも驚いてしまうでしょう?」
と言うと、翔ちゃんは悲しそうな顔になり、
と言うと、翔ちゃんは悲しそうな顔になり、
〝キューーーン〟
と鳴くと、翔ちゃんはベッドの上によじ登ると俺の方を見て、顔をクイックイッと動かした。
まるで、「かず、早く行けよ。」と言っているようだったので、
「じゃあ、俺、行くね。」
と言い、翔ちゃんの部屋を後にした。
⭐to be continued⭐
こんにちは
参加させていただいた、しょおじゅんゆうちゃんさんのイベント、とっても楽しかったです
潤誕2020♡ 桜の神社と狐と俺と。を読んでくださって、フォローしてくださった方やメッセージをくださった方もいて嬉しかったです。
読んでくださって本当にありがとうございました
桜の神社と狐と俺と。《葉月》の其の肆のお話を上げた時に時間がなかったので…。
月の秘密のお話の所に書かせて貰っています…
今回もリクエストにお応えしてだったのですがいかがでしたでしょうか?
楽しみながら読んでいただけていると嬉しいです
そして…。
月の秘密のお話の更新に今後少し時間がかかってしまうかと思いますので…。
気長に待っていただけると有り難き幸せです
(お話のストック不足ともいう…)