それから俺はおおみ屋工房に、何度も足を運ぶ事となった。




朝食を食べた後に子供の姿をしている潤が、


「ねぇー。しょおくん。

今日も智和の所に行くの?」


と聞いてきたので、



「ああ。」

と答えると、



「じゃあ、ボクも一緒に行こう、っと。」

と言ったので、



「潤、おいで。」


と子供の姿をした潤を呼び、抱きかかえてやり、



「潤、大丈夫か?

しっかり掴まるんだぞ。」


と言うと、




「うんっ!!

しょおくんにしっかり掴まるね。」


とギューーーッと潤が抱きついてきた。







見送りの為に出てきた赤紅と紅藤に、


「赤紅、紅藤、行ってくる。」




「行ってきまーす。」


と言うと、




「「翔様、潤様、いってらっしゃいませっ!!」」



赤紅と紅藤に見送られ、晴渡った朝の綺麗な空の中おおみ屋工房へ向かって空を飛んだ。










「和也の二十歳のお祝いの計画は上手くいってるの?」

と俺を見上げながら潤が聞いてきた。



「流星に関しては智和のイメージがあるらし

く、それに合わせてるんだけど…。」


実のところ、智和は細部までこだわるので、結構大変なのだ…。


俺の曇った顔を見た潤が察したようで、







「ふふふふふ。

智和、職人肌だからこだわりが強そうだよねー。」


「そうなんだよなー。」




「でも、しょおくんの流星はとっても綺麗だか

ら、和也は喜ぶと思うよ。」


とギュッと俺を抱きしてくれた。




そんな潤のおでこにチュッと口づけをしながら、
 

「潤、ありがとう。」


と言った。





「あとは智和が謎解き風にする、と言って謎解き用の手紙を書いているよ。」





「えっ!?

謎解きっ!?面白そうだねっ!!」


と、潤は瞳をキラキラさせながら言った。




確かに謎解きは面白そうなんだよな。


潤も好きそうだな、と思いながら智和の作成している手紙を眺めていたのだが、やっぱり潤もああいうのが好きなんだな。

と、瞳をキラキラさせている潤を微笑ましく眺めていた。

  




「しょおくん、和也の二十歳のお祝い、楽しみだねー。」


と言いながら、潤が俺の胸に頰をすり寄せてきた。

 






おおみ屋工房に到着すると潤は、
 

「じゃあ、ボクは庭の盆栽の様子を見てくるね。」
 

と言い、庭に向かった。







⭐to be continued⭐



今日は大阪である〝嵐の展覧会〟に行ってきます♡

楽しみです♡


インスタは翔くんのお誕生日の翔くん、潤くんのツーショットがあったり、今日は潤くんへの質問が出来ますね♫
潤くん、ありがとうございます♡