六月二十五日、智和との約束の日がやってきた。
潤がいた時には潤に起こして貰っていたが、潤が和也の所に行ってからは毎朝赤紅に起こして貰っていたのだが、今朝は自分で起きる事が出来た。
障子から太陽の光がほんのり差し込んでおり、障子を開けて外を見ると空はよく晴れていた。
が、きっとお昼頃には雨になるんだろうな…。
潤がやって来るから…。
と思いながらほんの少し開けあった窓を全開にして空を眺めていた。
潤達の様子を伺う為に千里眼で様子を見ると、既に和也のアパートを出発しているようで、三人で仲良く寄り道をしながらこちらに向かっているようだった。
と言い、スッと襖が開き、既に起きていた俺を見て、
六月二十五日、智和との約束の日がやってきた。
潤がいた時には潤に起こして貰っていたが、潤が和也の所に行ってからは毎朝赤紅に起こして貰っていたのだが、今朝は自分で起きる事が出来た。
潤に会えると思うと自然と目が覚めてしまうな…。
障子から太陽の光がほんのり差し込んでおり、障子を開けて外を見ると空はよく晴れていた。
が、きっとお昼頃には雨になるんだろうな…。
潤がやって来るから…。
と思いながらほんの少し開けあった窓を全開にして空を眺めていた。
潤達の様子を伺う為に千里眼で様子を見ると、既に和也のアパートを出発しているようで、三人で仲良く寄り道をしながらこちらに向かっているようだった。
この調子だと到着するのは昼前くらいかな…?
と思っていると、廊下をパタパタと走る赤紅の足音が聞こえてきた。
寝間の襖の外から、
「翔様ー!!おはようございますーっ!!
朝ですよ、起きてくださいーっ!!」
と言い、スッと襖が開き、既に起きていた俺を見て、
「あ、もう起きてらしてでしたかー。」
と驚いていた。
「ああ。赤紅、おはよう。
今朝は目覚めがよかったよ。」
と言うと、
「翔様、おはようございます。
そうですよね。今日は潤様が戻って来られる日ですもんねっ!!」
目をキラキラさせながら、赤紅も嬉しそうな表情をしていた。
朝御飯を食べる為に赤紅と一緒に茶の間へ行くと、既に朝御飯の用意がされており、
「翔様、おはようございます。」
と薄紅が土間からご飯をよそったお茶碗をお盆に乗せて、運んで来た。
ちゃぶ台を囲い赤紅と薄紅と一緒に
「「「いただきますっ!!」」」
と手を合わせてから朝御飯を食べ始めた。
ちゃぶ台の上には、ご飯に具沢山のお味噌汁。
焼き魚にだし巻き卵、筑前煮、納豆、おからの炒り煮、ほうれん草のおひたし、豆腐、海苔、お漬物、が並んでおり、
「やけに今日は豪勢だな。」
と言うと、
「今日は翔様はお忙しいかと思いますので、朝御飯をしっかり召し上がって貰おうと思いまして。」
と薄紅が言い、赤紅と顔を見合わせて、
「「ねっ!!」」
と二人で嬉しそうに顔を横に傾けていた。
二人共、潤が戻って来るのを心待ちにしているんだな…。
プレッシャー半端ないけど頑張らなくては…、と薄紅と赤紅の作ってくれた朝御飯を平らげた。
「薄紅、赤紅、美味しかったよ。
御馳走様でした。」
と手を合わせた。
「美味しかったのなら良かったです。」
と薄紅がニッコリと微笑んだ。
「まだ時間があるかと思うので、少しゆっくりさせて貰うよ。」
と言い茶の間を後にした。
⭐to be continued⭐
今日から嵐さんのライブ、福岡ドームですね♡
参加される方が幸せな時間を過ごせますように♫
先日のお話についての問いかけにメッセージくださった方、ありがとうございました🖤