空から次々と降り続ける流れ星を、相葉さんと一緒に眺めていると、



「かずっ!!!」

俺に気付いたJ…いや…潤くんが走っきて俺に抱きついてきた。


「J…いやえっと…潤くん。」

Jを何と呼べばいいのか戸惑っていると、



「ふふふ。Jでいいよ、かず。」

とJが言った。




「じゃあ…J…。

ごめんね…。忘れてしまってて…。」


と言うと、Jは俺の顔を覗き込むかのように見つめてきて、


「ううん。いいの。

だって、かずはまた思い出してくれたから。」

と抱きしめる力を少し強めてギュッとしながら言った。




「Jも思い出したの…?」

と、聞くと、



「うん。思い出したよ。」

と、微笑みながら答えた。




「そっか。よかったね…。


Jの翼は相変わらず綺麗だね。」


と、Jの背中に手を回し、フワフワとした綺麗な白と銀の翼を撫でていると相葉さんが、




「Jちゃん、翼が生えているよっ!?」


天使だったのっ!?

と言いながらJの白と銀の翼に触れると、




「ゴホッゴホッ」


とわざとらしい咳払いをする声が聞こえた。


振り返ると〝鳥さん〟が面白くなさそうな顔で立っていた。


そして、〝鳥さん〟がいつもより低めの声で、



「潤は〝天使〟ではなく〝天狗〟だ。」

と言い脣を尖らせた。



ふふ…、ご機嫌ナナメだな。


と思っていると、相葉さんが驚いた声で、


「えっ!?Jちゃん、天狗さんだったのーっ!?」

と叫んだ。





Jはニコニコしながらコクリと頷き、


「うん。まーそうなんだよ。」


と言い白と銀の綺麗な翼をバサッと羽ばたかせた。






⭐to be continued⭐


今日からの嵐さんの東京ドームに参加される方にとって、楽しくて幸せになれるライブになりますよ〜に♫