新電力アドバイザー創出の必要性について

電力の小売り自由化に伴い、国民の関心事として電気の売買はクローズアップされる。

電力の販売の経路、販売の形態が大きく変革するためである。

国民はかつてどこからでも電気が買えるということを経験したことが無く、一体どこから買ったらいいのか、再エネの電気をどこに売ったらいいか選択を迫られることとなる。

電力販売の形態が多様化すると言われている中で、比較すること自体が分かりにくく、一旦契約すると、数年間変更ができないまたは違約金を伴いうことも予想され、 消費者にとってかえって不利益となる可能性も秘めている。

　この様な混乱を避けるために、また市場を安定化するために、存在する様々な問題点を未然に防ぐことができ、また存在する問題点を速やかに解決できるスキルを持った人材の必要性が急務となっている。

　日本住宅性能検査協会の「電力アドバイザー」はこのようなニーズに応え、電力販売に従事する者、電力相談窓口に従事する者、また消費者にとっても実利を伴う有用な資格となる。