LINEASTORIA(リネアストリア)の天使の日、ご参加ありがとうございました!
結果的にはなんと750個も!天使シリーズをご購入いただき、
75000円分をお子様ようウィッグ制作費にチャージすることができました。
本当にありがとうございました!!
また天使ウィッグプロジェクトでウィッグをお届けできるお子様が、
ひとり増えました!
今週は月曜日と火曜日は中国へ。
リネアストリアのメイン工場への訪問。
サンプルの打ち合わせと、今後の方向性などの話。
今回は僕を合わせて5名での訪問と大所帯。
リネアPDチーム(製品企画チーム)のマネージャーのMさんは、
工場の人と本当に仲がいい。
直接の担当者さんだけでなく、職人さんや社長さん、
受付の人ともかなりフランク。
片言の中国語と素敵な笑顔で、コミュニケーションを取ってくれている。
いつもの運転手さんには会うなり「腕の病気なおってよかったねぇ!」と。
こういうのは僕はとても好き。
人をその「役割」ではなく、ちゃんと「人」として接してくれている。
ひょっとしたら直接の担当者さんとだけ話してもいいのかもしれない。
自分たちは「クライアントだ」という態度をとる人もいるかもしれない。
日本語が通じない工員さんには会釈だけでもいいのかもしれない。
しかしリネアと工場は。
僕たちは素敵なウィッグを作りお届けする、ひとつのチームとしてありたい。
Mさんはちゃんとその人のことを覚え、接してくれている。
すっごい素敵な光景。これがリネアストリアらしさだと思う。
そして明日はリネアストリア年に一度のLINEAミーティング。
まぁ、社員総会のようなもので、ソウル、東京、大阪の各スタッフが
一堂に会して来季に向けて目標共有や表彰式、ゲーム、懇親会を行います。
僕はソウルも東京も頻繁に行っているけれど、
みんなが一緒に会えるのは今回だけの年一回。
楽しい場になればいいなと思う。
そして今週水曜日から始まった半年に一度のスタッフの方との面談@大阪。
この時間は、僕の中ではスタッフの方のお話を聞かせていただく時間。
「傾聴」の大切さ、というのは経営大学院でも強調されるけれど、
ぼくはそれは本質ではないと思っている。
単に、「お話を聞かせてください」というスタンスを取ってみた所で、
「僕に話したい、聞いてみたい」とスタッフの方が思わなければ、
結局話は途切れ途切れになり、無言になってしまう。
問われているのは、「僕という人間が、話を聞かせるに値する人間であったのか?」ということ。
僕が「聞かせる」に値しなかったなら、
形ばかりの「傾聴」なんてなんの意味もない。
傾けたところで、そこには何も、零れてきはしないのだから。
引退したイチロー選手がナンバーのインタビューで言っていた。
「同じ言葉でも、誰が言っているかによって意味が変わってきます。
だから、まず言葉が相手に響くような自分を作らなければならないと
考えています。」
俳優も同じだった。
俳優は、セリフが既に決まっている。発する言葉の内容は同じなのだ。
だからこそ、その発する俳優の人生そのものが問われていた。
今回のLINEAミーティングに、
本当はいて頂きたかった方がおひとりいて。
自分なりに色々な思いがありますが、
ちゃんと伝えることができずに、本当に申し訳なく。
Aさん、1年間。
ありがとうございました。