日付は前後するが、札達行きバスに振り回されている時。
招待所に泊まっていると、夜中にドアが「コンコン」と。
ドアを開けてみると二人の男が立っていた。恰幅のいい男性、その後ろに宿のおじさんが。その男性、「アイム ポリスマン」とたどたどしい英語で。

「旅行許可証を見せろ」と。
そう言う事だった。もちろん罰金300元と50元を払って取得しているので問題はない。しかし、やり方に腹が立った。
深夜に、突然。
宿のおじさんも今まで札達行きバス、トラックについて相談に乗ってくれてるのだから、気になっているのなら、その時に旅行許可証を持ってるかどうか聞けばいい。なのに、突然、深夜に、公安と共に。

こんな時、自分はまだ若いのかなぁ、と感じる。
突っぱねた。旅行許可証を見せなきゃいけない義務はないと。
「ここアリの町は外国人開放地域のはず。明日札達に行けるかどうか分からない、行くかどうか分からないのだから、見せなきゃいけない義務はない」と。
この公安、警察官が私服なのも気になった。でイチャモンをつける。
「あんたの身分証を見せろよ。私服だと本当に公安かどうか分からないよ」と。

で、押し問答。深夜に。
結局、おじさんが身分証を提示、僕も旅行許可証を提示して解決したのだが、3分で終わる事に30分以上ウダウダと、僕のデタラメ中国語とそれよりひどい公安さんの英語で。疲れた、、、また眠れなくなる、、、

反省。
駄目だ、、、もう少し我慢強くなろう、、、ちょっと気分害されたくらいでけんか腰になっていたらこの先持たない、、、警戒するのは分かる、でももう少し素直になりましょう。ねえ。見上げてごらんよ。深呼吸して、そしてら素直に。
このチベットの空みたいに。