いよいよ西チベットへ。
この先はキャンプも増えるし、さらに何があるか分からないので一応食料を多めに持ち歩く事にする。

アリの町はずれで、テントとコンロの実験をする。
いざキャンプ生活が始まって、テントに穴があったり、コンロに火がつかなくては困るので。テントはタイでも一度チェックしていたので問題なし。穴もないし、ペグも全て揃っている。完璧。懐かしい匂いに気持ちが高まる。



そしてコンロ。
ガソリンを購入、1リットル6元、やっぱり値段が上がってる。
で、組み立てて、試しにヌードルを作ってみようと思ったのだが、、、
テストしておいてよかった。
予想外の出来事が発生。

ライター。火が点かない。
日本から持って来た2本のライター、両方ともダメ。もちろんガスは満タンだし、水に濡れたわけでもない。
酸素が、薄いからだ。アリの標高4300m、日本の平地に比べれば酸素は6~7割ほどか。酸素不足、点火不能。

アリでライターを2つ購入。
さらに荷物を預ける時の為に肥料袋と南京錠を購入。
そして巡礼用の杖も。

いよいよ西チベットの地を歩きだす。
想像通り?想像以上?
ただ一つ言える事は、腹の立つ事は色々あっても、最高に幸せだということ。
この青空の下。
この風の中。
この自分が歩いているんだもの。

準備完了。
何度口にしたかな。
「いよいよ」

 

 

~for Tourist~
アリで食料を買いだめするなら、
獅泉河路を交差点から3分ほど行った「住恵商店」がお奨め。
ここはお湯を注ぐだけでできるカップライスが売ってます。中身だけ取り出して携帯食、非常食にどうぞ。7から8元ほどだったように記憶。
さらにこの店で売っている「醤伴麺」。これは韓国で「チャパゲッティ」として売られているとのおそらく同じ物。日清UFOに似ていますが、美味です。4元。

 

ライター。
日本で売っているものでも、「歯車を回して点火するライタ-」なら使用可能だと思う。僕は2本とも、「ボタンを押して点火するライター」だったので使用不能だった。ジッポは使えるのかどうか分かりません。アリの町でたくさんライターを売っていますが、不良品もたくさんあるので、必ずテストしてから購入した方がよい。