チベット自治区に限らず、中国の田舎の安宿、招待所にはシャワーなんてない。トイレがない所も多い。(その場合は近所の公衆便所を利用)
その為、シャワーを浴びに淋浴屋に通う事になるのだが。

新蔵行路の前あたりから、5日ほどシャワーを浴びていない。少し風邪気味だったが、10元もしたが、シャワー屋へ。

出会いというのは、本当に不意に訪れるものだと思う。
今日の出会いというのは、少し新鮮な自分自身。

シャワーを浴びながらヒゲを剃っていた。その時不意に停電。
5分ほどで電気がつき、体をしっかり洗って洗濯までしてシャワー屋を出たのだが、部屋に帰ってびっくりした。口ひげを剃り忘れていたのだ。

停電に気を取られて、顎ヒゲと頬だけ剃って口ひげを忘れたのだろう。
顔全体が無精髭というのは旅行期間中はよくあるが、他はさっぱりしているのに口にチョビヒゲが生えている自分というのは初めて見た。ちょっと回族、ムスリムみたいだなと。なんだか笑える。きっと彼女に見られたらまた「おじさん」と言われてしまうのだろうけど。

 

~for tourist~

西チベットの外国人開放状況(2006/05/26現在)

開放済み:大金(ダルチェン)、神山(カイラス)、聖湖(マパムユムツォ)、ティルタブリ、門士(メンシ)

許可証取得可能:札達(トリン)、ツァパラン(グゲ遺跡)、日土(ルトク)、ドマル、など新蔵行路上の町。

個人には旅行許可与えず(ツアー客のみ?):ピャン、ドゥンカル、シャン、シャンツェ、キュンロン

※新蔵行路でカシュガル方面に行くのなら、その旨伝えておくと、新蔵行路上のチベット自治区内の町(松西まで)の旅行許可をもらえる。だが、ウイグル自治区内の非開放地域はどうなるのか、、、やはり違法旅行になると思われる。