映画「戦場にかける橋」で有名なクワイ川鉄橋のあるカンチャナブリに。
昨日、友人と別れ、ミニバスで。
のんびりと一日過ごして、さて問題は帰りのバス。
カオサンの旅行会社で「往復」のバスチケットを買ったのだが、
待ち合わせ時間の13時にバスターミナルに行った所、
「君のバスは来ない」と、そう言われた。

こういう時はまず落ち着いて、チケットを出そう。
うん、きちんとRound Tripと書いてあるね、One Way(片道)じゃない。
「ほら、往復でチケットを買ったんだよ、これ」
「うん、でもねえ君のバスはなくなったんだ、他のバスも満員」

とりあえずわめいてみる。
「そんなはずはない!往復っていうのは行って帰るから往復というんだ。
行って帰りはんなくなりましたって、それは往復じゃないだろう!」
タイ語と英語と大阪弁でまくしたてる。
チケットを売った旅行会社に電話をしている様子。
遠くからみていた西洋人が「君もダブルベッドが小さいから怒っているかい?うん、そうだよな、わかるわかる」と意味不明な同情をよこしてくれる。
不要。

確かに悪い予感はしていたのだ。
前日の往路、朝の10時にバンコクを出て12時55分にカンチャナブリ着。
乗客は僕ひとりだった。
そのバスは帰りの乗客を乗せてすぐバンコクに帰って行った。
要するに、今朝のバンコク発のバスに乗客が一人もいなかったってことか、、、
それで、帰りのバスも来なかったと。
それなら往復で売るなよ、、、

ぐずぐずしてても仕方ない、17時に公園で友達と待ち合わせ、21時発の夜行列車に乗らなければいけないのだ。さっそく払い戻し金を分捕り公設のバスターミナルまでモトサイ(バイクタクシー)を走らせた。

はぁ、やはりカオサンでバスチケットを買っちゃいけない。
楽で便利だけど、値段が高いし、信用できん。