わたしは、
親の面倒をみれない親不孝な一人娘だと自分を責めて生きてきた。
虐待されたわけでもなく、暴言を吐かれたわけでもなく、母はただわたしのことを思ってよかれと思いいろいろしてくれた。
なのに、わたしの身体が拒否する。
やっと、府に落ちた。
母は、過干渉で自分の価値観をわたしに押し付け続ける。
それを反らすとキレる、怒る…
それは愛情なのか?
虐待するのも良かれと思って価値観を押し付けるのも、結局は母親が子供を自分の思い通りにしたいというエゴだ。
子供のことを思ってない。
親不孝の前に子不孝されたんだ。
わたしだけが悪いわけじゃない。
わたしのなかに泣いてるわたしがいた。
こんなに傷ついていたんだ。
やっと、救ってあげられたような気がした。
夫も息子も母のところへ行きたがらない。
人が寄り付かない家を作ったのは母だ。
母は母の人生を生き、わたしはその責任を負わなくていい。