もうすぐ誕生日の息子

この子だけは三人兄弟で

『1番と言っていいほど手をやいた』

生後1ヶ月もしないうちに高熱を出すし

3歳まで夜泣きするし

明るく

「友達100人タイプ」

でも、あるが繊細

特に幼稚園の頃お迎えに行った帰り道

「桜が散るのが悲しい。」

と泣きべそをかきながら言った

幼稚園児に森羅万象は難しい

どう説明しようかと悩んだ

その頃

『葉っぱのフレディ』

が本屋さんに並んでいた

買って帰って読み聞かせた

「桜が散るのは悲しいことじゃなくて、栄養となって、また木を育てるんだよ。」

それから、彼のお気に入りの本となり

幼稚園の先生にも貸して

「難しいけど、いい本ですね。」

と先生から本を受け取った

彼はそんなに読書家ではなかったが

作文は得意だった

教科でいえば国語

高校も国語で入ったようなものだった

受験期にあまりに勉強せず、私を

「受験ノイローゼ」にしたくらいだ

他の二人は受験勉強したのに…

その頃、舅の介護もあり

彼を構う時間は少なかったが

私は口を酸っぱくして言った

「勉強は自分のためにする物、いい会社に入れとかそういうことじゃなくて、これが出来なくて自分の選ぶことを諦めて欲しくないから私は勉強しなさいと言っているのよ。」と

それは届いていなかったみたい

反抗期も彼だけあった

思いを上手に言葉に出来ない大人になってしまったが

時折そんな彼に『手紙』を書いて渡す

今回もプレゼントと一緒に『手紙』を書いた

繊細で優しい彼に

私の思い出の一頁の思いを込めたプレゼント

これからも彼の人生に幸多かれ

と思う母でした