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6月22日のフューチャーズ戦以来、週末の休日ごとに登板を繰り返しているファイターズの斎藤佑樹が今日(15日)のファイターズスタジアムでのジャイアンツ戦に先発。一回表にいきなり橋本到にソロ本塁打を浴びるなど二死から2点を奪われ、立ち直りかけたかなと思われた四回表に一死二塁から大累進を遊邪飛に打ち取って二死二塁になったところで交代。75球だった。

代わった二番手の根本朋久が井野卓に右中間タイムリー二塁打を打たれて斎藤の残した走者が生還したため、斎藤は3回2/3を投げて自責点3という結果になった。


イースタン公式戦では今季初先発。今季初めて4イニング目に突入し、投球数も最多の75球。一軍復帰に向けて一歩一歩進んでいると信じたいが、果たして今どのくらいの段階なのだろうか?


(写真:四回表二死二塁という場面で交代を告げられた斎藤佑樹。)



右肩痛に悩まされている斎藤佑樹は、6月22日の対フューチャーズ戦に先発して2イニング、23球を投げて無失点に抑えて以来、週末の試合に短いイニングの登板を続けてきた。幸いにもその前の週末から、ファイターズはこの三連休まで五週続けて週末に鎌ヶ谷での試合が組まれている。

フューチャーズはイースタン・リーグの球団数が7球団と奇数であることから、各球団の育成選手や、支配下選手でもなかなか出場機会に恵まれない選手を集めた混成チームであり、イースタン・リーグで対戦する単独チームよりは質が落ちると見られる。宇賀なつみアナや秋元玲奈アナといった女性スポーツアナが鎌ヶ谷を訪れるほど注目を浴びたが、故障明けの試運転としては無難な相手を選んだといった感じだ。

翌週末の30日のマリーンズ戦で初めてイースタン・リーグ公式戦に登板。先発の上沢直之の後の二番手として登板したが2イニングで4失点。金澤岳にスリーラン本塁打を浴びた。

その次は7月7日のタイガースとの交流戦に、先発のボビー・ケッペルの後を受けて登板。一軍同様、ファームの交流戦も公式戦だ。斎藤は3イニングで21球投げて1失点。失点は狩野憲輔のソロ本塁打だった。

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そして今日、ジャイアンツを相手にイースタン・リーグ公式戦では今季初先発。

過去二試合、いずれも本塁打による失点を喫しているが、今日も一回表、二死から三番の橋本到に流し打たれた打球は風にも乗ってレフトスタンドに弾んだ。打球がよく見える三塁側のファイターズファンからは「追い風参考記録」との声も飛んだが、本塁打であることに変わりはない。

それでもここで止めておけばよかったのだが続く四番の大田泰示にストレートの四球。目下13試合連続安打の大田に圧倒されたか、いただけない四球。そして続く脇谷亮太にセンターの頭上を超えるタイムリー二塁打で追加点を献上。
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この打球もセンターの谷口雄也が一瞬前進しようとしてそれから下がって頭の上を越されるという、目測を誤った感じではあったがフェンス際まで飛ばされていたことは確か。不安な立ち上がりだった。この後も小笠原道大の初球に死球でさらに二死一、二塁とピンチを拡げるが坂口真規を三振に仕留めて2点で止めた。

二回表は三人ともゴロで仕留めて三者凡退に退けたが、三回表には先頭の荻野貴幸がライト前に弾くと、橋本の打席で二盗成功。橋本と大田は倒れるが、脇谷の打席で斎藤が暴投。二死三塁となるも、脇谷を一ゴロに打ち取った。
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打者を打ち取るにしても球数を要するなど、少なくとも素人目には“復活に近づいている”かというと疑問符…。

そして四回表、先頭の小笠原にはファウルで粘られるも、8球目で空振り三振に仕留めた。
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さあ調子が上がってきたかと思ったら坂口にあっさり四球。そして今度は坂口に二盗を決められ、一死二塁。大累進を遊邪飛に打ち取って二死二塁となったところで、ベンチから加藤武治投手コーチが出てきた。

「えっ!?」

一瞬アクシデントかと思ったが、マウンドに集まった内野陣は普通な表情。しかし加藤コーチは大和貴弘球審からボールをもらっている。交代だ。(冒頭の写真)

スコアボードの表示によると、斎藤はここまで75球。今季最多だ。しかし、イニングの途中、球数目安だとしても80球の手前、何とも不可解な途中降板だった。3回2/3、打者17人、被安打3(内、被本塁打1)、奪三振3、与死球1、与四球1。二番手の根本朋久が井野卓に右中間タイムリー二塁打を打たれて坂口が生還したため自責点(、失点共に)3だった。

大きく外れるボール球が多く、与四死球3より多い印象。あくまで素人目線であるが、まだまだ一軍復帰への道は険しい、というか、まだその前の段階なのだろう。

しかし、イースタン登板の状況が必ずしも復調への物差しになるとは限らない。

昨日(14日)一軍に復帰して先発、五回二死までパーフェクトに抑える好投で639日ぶりの勝利を挙げたボビー・ケッペルのファームでの登板はそれこそ斎藤より派手な炎上ぶり。
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直近の今月7日のタイガース戦(斎藤が二番手で登板)こそ先発して2イニングを無失点で終わらせたが、2イニングで35球を費やすハラハラさせる内容だったそうだ。

その前の6月29日のマリーンズ戦では先発して4イニング、4自責点。さらにその前の6月15日のスワローズ戦の先発では3イニング6失点と投げる度に試合を壊していた。

昨日の一軍先発は大谷翔平のアクシデントで急遽代役を立てなければならず、消去法で選んだとしか思えなかったが、まさかの好投。正直、ケッペルのこの試合での好投と、生で見たイースタンの試合の乱調との相関関係がわからない。だとすれば斎藤も…と好意的な解釈も成り立つかもしれない。

もっともケッペルは4月20日のフューチャーズ戦での復帰登板から計9試合、ファームで登板。最多投球数が100球で、その登板を含め90球以上となったのが三試合あった。敗戦処理。のような素人にはわかりにくいチェック項目があってそれを段階を経てクリアしてきたということだろう。だとすると、斎藤はまだフューチャーズ戦を含めても四試合目の登板。最多投球数も今日の75球。ケッペルが三試合達した5イニング投球も経験していない。ケッペルと斎藤では故障の内容が異なるので一概に比較は出来ないが、復帰登板が二ヶ月ずれていることを考えると、斎藤もあと二ヶ月くらいはかかると、観る側も長い目で観るしかないのではないか。

一年目に6勝、二年目の昨年は5勝を挙げた右腕が先発ローテーションに入れないのは今年のファイターズがパ・リーグでなかなか浮上できない一因だと思っている。もちろん、こうなってしまった以上は完璧に治して上がってほしいが…。

今ケッペルと比較したが、誤解を恐れずに言えば、斎藤が復活すればケッペルの復活とは別の意味で大きなプラスを球団に及ぼすと思う。

まずマスコミが飛びつく。そしてファンが続く。斎藤の人気は今でも変わらない。野球ファンという領域を超えて支持されるプロ野球選手は十二球団を見渡してもそうはいない。これは決して「客寄せパンダ」と言っているのではない。大谷翔平の前人未踏の“二刀流”とも様相を異にする、いわば社会現象にも匹敵する注目度を持っている斎藤佑樹の復活は単純に星勘定だけの問題ではないと思う。


試合の方は斎藤をリリーフした根本が代わりっぱなの井野にタイムリー二塁打を打たれただけでなく続く藤村大介にもタイムリーを打たれ、四回表にして0対4。前日のゴールデンイーグルス戦では0対4から終盤に追いつき、延長戦でサヨナラ勝ちしたファイターズだが、その後も根本が五回に大田にレフトポール際に場外本塁打を打たれるなど追加点を重ねられ、一方的なまま試合は終わった。


【15日・ファイターズスタジアム】
G 200 210 120 =8
F 000 000 000 =0
G)福田、○今村、渡辺-井野、鬼屋敷
F)●斎藤、根本、植村、榊原、若竹-尾崎
本塁打)橋本3号ソロ(斎藤・1回)、大田6号ソロ(根本・5回)


ジャイアンツでは大田は二試合連続本塁打。14試合連続安打となった。大田は本塁打のあと、七回にもライト前にタイムリーを放った。
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高橋由伸、谷佳知の両ベテランが一軍復帰後も味のある活躍をしており、その高橋由、谷の一軍復帰に伴って二軍落ちした松本哲也が、オールスター前で先発投手の必要数が減ったのに乗じて一軍復帰したので外野手の大田としてはなかなか一軍に上がれないかもしれないが、ここは声がかかるまで調子を維持していくしかあるまい。

高橋由、谷と入れ替えで二軍落ちしたのは松本哲ともう一人、小笠原道大。「六番、指名打者小笠原…」とスタメンの発表でも大拍手。相変わらずの人気健在ぶり。今日は斎藤との二度の対決、四球と空振り三振だけでおしまい。第三打席に代打加治前竜一を送られた。


ジャイアンツでは福田聡志がイースタンでは4月20日以来約三ヶ月ぶりの先発。

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昨年一軍で50試合に登板。先発投手などに突発的なアクシデントがあった時などにロングリリーフでチームを救い、「ミスター緊急登板」とも言われ、シーズン終盤には勝利の方程式の一角をも担った存在だけに、復調が待たれる存在だ。今日はファイターズ打線を4イニングで被安打1と抑え込んだ。今後も先発に取り組むのだろうか?

二番手は二年目の今村信貴。
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9日のゴールデンイーグルス戦で先発して2イニングで4失点してKO。敗戦投手になったリベンジをファイターズにぶつけた。福田と同じ4イニングを投げて被安打2ながら同じく無失点で勝利投手となった。

このカードはフレッシュオールスター前の17日までの三連戦。ファイターズでは17日に新外国人選手のトーマスの先発が予定されているそうだ。明日は上沢と予想。ジャイアンツは17日は中六日でデニス・ホールトンと予想するが明日がわからない。育成ドラフト1位の田原啓吾あたりか…。

さて、海の日といえばC☆Bの誕生日。2006年にデビューしたC☆Bだが、その翌年からファイターズは海の日を含む三連休に「鎌スタ☆祭」と銘打って様々なイベントを展開している。特筆すべきことは2007年から今年で七年のうち、六年間にファイターズは海の日に鎌ヶ谷で主催試合を組めている。イースタン・リーグにはファームの本拠地での主催試合を有料化していない球団が三球団あるとはいえ、今年でいえば有料開催のジャイアンツを相手に主催試合を組んでいるのだから大した営業力である。


今回も地元にゆかりのシンガーの演奏や、B☆Bとポリーからのお祝いのメッセージが読み上げられていたが、読み上げていたアテンドの羽生みずきさんの声が途中から涙声になっていた。
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今日は羽生さんの他に過去二代のC☆Bのアテンドの女性が鎌スタに顔を揃えていた。両先輩を前に緊張していたのだろうか…。

また、拙blogでも何回か前振りしていたプールが前日の14日からオープン。
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最終形がどうなるか心配していたが、完璧な防球ネットが設けられた。隣のパラソルシートも涼しそうだ。

また、イベントには欠かせないドナルドもマクドナルドの店舗のクルーと共に登場。
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今日は出番が少ないなと思っていたら試合後のグラウンドでのファンとのふれあいイベントにも参加していた。


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また、何気に雪が降っていた。

これ、当たると意外に痛い<笑>。


そんなこんな、お祭りムードに斎藤登板、相手がジャイアンツと観客動員のあらゆる要素が揃った結果、今日は今季では4月29日のベイスターズ戦の4,354人に次ぐ今季二位の4,173人が入場した。
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トップの4,354人が入った4月29日のベイスターズ戦では劇的なサヨナラ勝ちでファイターズファンを魅了したファイターズナイン。今日ももうちょっとどうにかならなかったのだろうか…。


むしろジャイアンツファンにとってのお祭りのような試合展開に…。

本塁打にタイムリーと大活躍の大田は帰りのバスに乗り込む前にファンのサインに応じていた。
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出待ちのファンからは「珍しい…」との声も。今日も本塁打を打つ前は「立派な背番号が泣いてるぞ」との野次が飛んでいた。野次を黙らせるには結果を出すのが一番…。

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日記事にしたメッセンジャー抹消せずの件、どうやら讀賣の3戦目に中継ぎ待機でベンチ入りさせる意向のようだ。

中4日とは言え、前半戦最終戦は中継ぎも多少無理しても総動員できる。先発一本のメッセを使う場面は極めて少ないと見る。メッセもこのタイミングで休ませてやらないと。

さて予想通り、デーゲーム先発に小山を立てた讀賣は中日に3タテを喰らった。9安打打っても1点、まるでタイガースのゲームで良く見られる光景で1点差負け。昨日も阿部の走塁ミスもあって1点差負け。相当重い空気での大阪入りだ。明日からの3連戦、最高潮の盛り上がりになる。

藤浪と三浦、双方日曜日の登板が多いので当然同じ顔合わせが多くなる。今日もストレートとカットボール中心の内容だった。前回の広島戦ではフォークも数球見せたが、今日もフォークは2、3球だけ。そして今日は110キロ後半のカーブも投げた。投げる度に持ち球の変化球を試している様子。

2回、先頭ブランコに被弾。昨日も現地でブランコの一発を見たが、タイガースの沈滞打線で眠くなっていた時にブランコの打球で目が覚めた。マートン一歩も動かずでレフト中段へ一直線。負けゲームでいいものが見れた。

被弾の後のDeNAの攻撃が一つのポイントになる。中村二塁打の後、金城にもライトオーバー。誰もが追加点を覚悟した次の瞬間、中村は三塁に止まっていた。7番荒波を三振にとったことで、この回1失点で切り抜ける目が出た。1失点と2失点では三浦の投球に及ぼす影響は大きい。

藤浪はブランコ被弾の1点のみで粘りのピッチングを続けてきたが、6回最大のピンチを迎える。一死一、二塁でブランコを迎えた場面。気負ったブランコを三振に仕留めたが、藤浪が投げた5球いずれもボール球。ストライクは1球もなかった。中村も抑え無失点。ブランコとの勝負が第二の分岐点だった。

ピンチを凌いだその裏、ビッグイニングで7点を奪う。満塁で初球を見事に打ち返した今成も立派だったが、先頭で内野安打をもぎ取り、盗塁を決めた大和の働きを一番の殊勲にあげたい。盗塁も紙一重だったが、この盗塁で鳥谷も歩いた。これで流れがきた。マートンのラッキー進塁打も流れが来た打球。

勝負を決めた良太の満塁弾にケチをつけるわけではないが、西岡自打球で次の回の守りから良太を起用。ゲームは後半戦でかつ僅少差。三浦の制球力と良太の守備、打撃の状態を考えれば、ここで良太を起用するメリットは限りなく小さい。

西岡交替後の三塁はどう考えても関本。ベンチの良太起用は間違い。良太打席の時に大原に替わっていたのはたまたまで、そもそも檜山に大原出しているのに、良太に大原を替えないのも相手ベンチのミス。良太二打席目は大ボールを振って三振。ボールは相変わらず見えていない。

ついでに兄にも苦言。6回一死二、三塁でカウント3-0から三浦の4球目はど真ん中。三浦レベルの投手は、ピンチで意図的にカウントを3-0にする事が多々ある。何度も対戦している新井ならわかっているはず。個人的には新井にあの球を打って逆転して欲しかった。

今日は6回の攻撃が明暗を分けた。ブランコに対して意図してボール球を投げて振らせたのであれば立派。見ている限りそうではないと感じる。ブランコに気負いがなければ、ピンチは更に広がって当たっている中村紀に回っていた。

その中村紀の凡走も6回の三浦のピッチングに繋がっていた。1点と2点では三浦にとって大きな意味を持っている。

秋山と高山が抹消、変わりに浅井と森田を登録。明日の杉内には浅井先発の可能性を残した。左打者はより打ちにくい杉内。今成を使うか浅井を使うか。西岡欠場となれば、二塁関本だろう。三塁に一か八かで良太を使うのかどうか。

皆さんはどう思われるだろうか…。

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 コンフェデレーションズカップの取材から帰国後、最初の試合は6月30日ナビスコカップ準々決勝横浜F・マリノス対鹿島アントラーズの一戦だった。

 1週間前に行われた第1戦では横浜がアウェイで2-0と勝利を飾っている。そして迎えたホームでの第2戦。マリノスの攻撃力は落ちることはない。それでもなんとか、アントラーズが踏ん張り続けていた。
 そして迎えた後半4分。マリノスの斎藤学のスーパーシュートがこのゲームを決定づけたと言っても過言ではない。鹿島の右サイドバックの西大吾を1対1でかわし、角度のないところからの無回転シュート。コースを限定するのが難しいシュートが見事にゴールネットを揺らした。

「ああいう普段はそう簡単に決まらないシュートが決まってしまうと、相手も気落ちするだろうし。あそこで、1対1になったってことは鹿島の守備ブロックに問題があるということが明確になる」

 中村俊輔がそう分析すると、「あの先制点で出鼻をくじかれた」とアントラーズの選手も語っている。

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 昨日は等々力で浦和戦を取材。試合は4-0で勝利。

$いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」

 完勝だったと思います。

もともとフロンターレは、ペトロヴィッチ監督とは抜群に相性がいいです。ただそれは、(水曜日の広島戦後のブログのときも触れましたが)相手にボールを持たせてカウンターで仕留めるという形での「勝利の方程式」だったわけで、自分たちがボールを握っていくような真っ向勝負の戦い方ではありませんでした。

 だからなのか、ペトロヴィッチ監督は、これまでフロンターレ戦に負けても「自分たちのサッカーはできていた」と話すことが多かったんですよね。09年に等々力で7-0で負けたときでさえ、そうでした。

 しかしこの試合後の監督会見は違いました。
「私が浦和の監督に就任してから、最も悪いゲーム。我々が負けるに値する内容でした」、「私が交代して、全員の選手を交代したいくらいでした。唯一ポジティブだったのはすべてが今日は悪かったということ」と白旗をあげてました。敵将がそこまで認めるのですから、「完勝した」と言っていいと思います。


 実際、試合内容もよかったですからね。
一般的な視点で見所をあげるとしたら、フロンターレがシステムを変えたことになるのでしょうか。去年もスリーバックで試合はしてますが、前節の広島戦後半に変えた[3-4-2-1]でスタートし、守備の局面で浦和のシステムとガッチリと噛み合わせるミラーゲームとなりました。


「今回は相手のフォーメーションの形に合わせることになったが、だからといって、やるサッカーを変えたわけじゃないですね。攻撃のときはボールを大事にしているし、相手がボールを持ったときにハメやすくしただけです」


 そう話してくれたのは、中澤選手。
両隣のセンターバックとの距離感が良いため、マッチアップした興梠選手に入るクサビに対して積極的にチャレンジできており、起点を作らせませんでした。前に居る稲本選手のプレスバックも効果的だったため、中央が完全に崩される場面は少なかったですね。

 サイドの攻防でも、登里選手と實藤選手が、それぞれの局面攻防で劣勢になることはありませんでした。そして今季リーグ戦初となる無失点。西部選手は「結果を出すのが遅過ぎだけど」と苦笑いしてましたが、今後に向けたいい材料であるのは間違いないと思います。


 守備の局面こそシステム論になってしましたが、こちらがボールを持った攻撃のときは、相手のシステムを無力化するサッカーができていました。むしろこっちのほうが試合の本質だったと思います。


 風間監督のサッカーにおける約束事はひとつだけです。

「ボールを失わないでゴールを目指すこと」


ボールを奪われずにゴールまで運べるなら、それがカウンターでもポゼッションでも手段はどっちでもいいわけです。その両方を自在にできるように日々のトレーニングで個人の技術、戦術眼を徹底的に鍛えているわけで、その変化は去年から試合を観ていればわかると思います。実際、出し手のパスの強度や正確性、受け手もトラップしたときのボールの置き方、身体の向きにこだわり続けてきたことで、ここ最近はチームとしても、ずいぶんボールを奪われないサッカーを体現できるようになりました。あれだけ点を取れているのに、ゴールのバリエーションが実に多彩ですよね。


  浦和戦で圧巻だったのは3点目の崩しです。
自陣からのビルドアップを含めて、「パス何本つないだんだ?」っていうね。瞬間的に局面を狭くして奪おうとする相手をひょいひょいとパスで交わしながら逆サイドに展開。そうやってボールを運んでいきながら、大久保選手が中盤に下がってボールをさばくと、味方も上がっていく。そして左サイドから中に走り込んで行ったノボリがゴールエリア内でポストプレーをして、最後はボランチの山本選手がズドンと仕留める。相手は最終ライン5人で守備ブロックを固めているのに、2人だけで完全に崩しました。麻生の練習でよく見る形ですが、試合で見ているとほれぼれするようなゴールです。

 「あの身のこなしはヨシトさんっぽかったですよね?あれはヨシトターンですね」


 と、ミックスゾーンでドヤ顔だったノボリ。
ちなみにその日の夜のスポーツニュース、日テレのgoingも、スカパー!のマッチデーハイライトも、あの崩しは、ノボリではなく大久保選手のアシストとしてナレーションしてました・笑。背番号23が13に見えたのだと思いますが、流れの中で左サイドバックの選手がゴールエリア内でポストプレーをしているとは思わないのかもしれません。

 そしてこの日はなんと言っても、J1通算100ゴールを達成した大久保嘉人選手。
でも僕はゴール以外の部分で彼に注目してました。というのも、大久保選手といえば、相手の守備ブロックの間、間に顔を出してボールを受けるプレーがとても上手いのですが、先日の広島戦ではその動きが少なかったんですよ。そこが気になっていたんです。

 暑さや連戦だったこともあって、そういう動きがしんどかったのかなと思っていたのですが、本人に理由を聞いてみると、そうではなかったみたいです。守備のときに広島が[5-4-1]布陣で人数をかけて中央を締めていたので、そこでワントップにいる自分が中盤に下がると、中に人がいなくなるから、あえて下がらずに前線に張り続けていたとのことでした。


 それはそれで悪くない判断だと思いますが、結果的にボールを触る回数が減ってしまい、自分自身のリズムが作れなかったことを本人は悔やんでました。前線に居続けるのではなく、状況によってもっと中盤に下がってボールを引き出したり、触ったりして、自分のリズムも掴むべきだったと。


 この浦和戦では、そういうプレーを意識的にしていたと思います。もちろん、ゴール前でも仕事をしていましたが、あの3点目の場面なんかは大久保選手が中盤にいましたからね。おまけに憲剛選手もレナトも前線におらず「中に人が居ない状態」でしたが、それを見たノボリと山本選手がちゃんと前に出ていって、ゴールを決めました。こういう崩しが今後も出来るようになれば、大久保選手のフィニッシャーとしての負担も随分と減るでしょうね。


 試合後、憲剛選手に「いま、サッカー楽しいでしょ?」と聞くと、「チョー楽しいよ」と返してくれました。

 そりゃそうでしょうね。観ている方も楽しいですから。
序盤の低迷もなんのその、シーズン中盤の台風の目になりつつある川崎フロンターレ。水曜日、首位・大宮との一戦もとてもとても楽しみですね。


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「風間サッカーって何なの?」という方は、風間監督の著作を読むのがいいかと思います。

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 猛暑日が続く中、高校野球の埼玉県大会では11日、3人の選手が熱中症で途中交代を余儀なくされた。
 また試合後にも、マネジャーや、スタンドで応援していたダンス部員が同じく熱中症で倒れ、救急車で搬送された。

 西暦20××年、夏の甲子園。開会式直後の試合は、名門のPL学園と、東京の調布インターナショナルスクールが激突。マウンドに上がった調布インターナショナルスクールの投手は、ロジャー・クレメンスのような体格で、守る野手には坊主頭の選手は見当たらない。皆、長髪で、中には髪を染めている選手もいる。
 指揮を執るのは、現役時代にはプロ野球で活躍した元選手。プロ・アマの雪解けが進み、今後はさらに元プロ野球選手の監督は増えるだろうと、テレビの解説者は言う。

 これは、スポーツライターの山際淳司氏のエッセイ、「21世紀の甲子園」の要約だ。夢で見た近未来の甲子園の様子は、今とは大きく様変わりしている。

 最も変わったのは、阪神甲子園球場そのもの。「スタジアムの外壁にからみつくツタの葉は、かつての甲子園の面影を残しているが、それ以外はまるで別物。あの甲子園がドーム球場になっているからだ。昔の高校野球らしさがなくなってしまった、という年輩の野球ファンの声が聞こえてくる。エアコンで温度調整されたスタンドは快適だが、暑い夏の午後、麦藁帽子に手拭い、団扇で高校野球を観戦する楽しみがなくなってしまった、といううのだ」とある。

 地球温暖化の影響で、夏の甲子園には毎年、見直しの声が挙がっている。だが、どんなにときが経っても、8月に、甲子園球場で開催されることだけは変わらないだろう
 選手もファンも、結局はそれを望んでいるのだ。

 夏の甲子園ではかつて、甲子園球場と阪急西宮スタジアムを併用したことがあった。大会出場校が拡張され、甲子園球場だけでは試合を消化できなかったためだが、甲子園球場のスタンドは連日満員なのに、西宮スタジアムはがら空き。「甲子園球場で野球をやりたい」、「甲子園球場でのプレーが見たい」との選手、ファンの声で、舞台は甲子園球場に戻った。

 またスポーツライターの玉木正之氏は、夏の甲子園を、現代日本人の通過儀礼と解釈している。
 「猛烈な暑さのなかでこそ、若者がその逆境に耐え抜くという『洗礼』を体験することができるのであり、そして、その若者たちの『儀式』を見ることこそ、ひとびとが甲子園に魅せられているもっとも根源的な理由だ」としている。

 玉木氏はさらに、夏の甲子園を祇園祭りのような祭りに例え、「甲子園は、精神力とか根性という御神体を祭っている」と言う。

 今日、精神論や根性論はかつてのように流行らないが、夏の甲子園は依然として、8月に甲子園球場で行われている。
 見直しの声も挙がっているが、いざ試合が始まれば、ファンは、選手のプレーに感動し、拍手を惜しまない。
 やはり、日本人は8月の甲子園が好きなのだ。

 ただ、選手たちにはくれぐれも、体調管理に気をつけて欲しい。

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