まっすぐに昇っていったね。
ケビンが亡くなった時に
みぞおちのあたりに出来た小さな塊。
凝縮された感情の塊。
時々、膨らんできては悪さをし
一人で孤独に闘ったりしてた。
その塊がグングン大きくなり
とてつもなく暴れ出す。
なんとも表現のしようのない感情。
悲しみ
苦しみ
絶望
怒り
諸々
膨れ上がり暴れる塊に
なすすべもなく、ただ泣ける。
何もしたくない。
だけど、朝には仕事に行かなくちゃ。
でも、本当は行きたくない。
闘いで疲れ切った身体を
心ゆくまで休めたい。
そして…
無理なこと。
かなわないこと。
わかっていながら心が叫ぶ。
もう一度、抱きしめたい。
夕方は…
穏やかな天気が一変して雷雨。
まるで私の心のようだった。
一回り大きくなって潜む塊。
息苦しくてしかたない。
お父さんとケビンに無事会えたかな


