君との季節は鮮やかで
12色なんかじゃ表せない
2人だけの特別な時間を
この世に刻もう


揺れるカーテン 差し込む日差しの中で
そっと打ち寄せては消えてゆく遠い日の夢
あれから探している僕の好きだった色は
今も相変わらずどこにも
見つからないまま

何よりも夢中だったあの時間は
あらゆるものがカラフルに見えて
焼き付いていた

君との季節が華やかに
真っ白な景色染めてゆく
ありふれた日常に光があふれて
君との季節は鮮やかで
12色なんかじゃ表せない
2人だけの特別な時間を
この世に刻もう


青い空 オレンジ雲 金色に輝く三日月
すべてに感動を覚えていたのに
いつからかそれさえも
当たり前のように思えて
単純な答えを見失っていた

求めるが為に似すぎた僕らは
いつしか同じ色に溶け合い霞んでいった

幼い子どものクレヨンは
好きな色だけが減ってゆく
そうやって僕らも周りが見えなくなって
結局残されてしまうのは
隅に寄せられた白と黒
少しずつ2人のキャンバスは
色褪せてしまったね


僕に足りなかった色を求めて
君は色彩の海へ


君との季節が通り過ぎ
モノクロの世界を創り出す…

君との季節という名の
作品は未完成のまま
心の奥の額縁にそっとしまって
これからは1人描こう
新しい世界の始まりを
窓を開けて見上げた空
目の前には大きな虹のパレット


2010年9月