十和田神社 参道
早朝に、地元のガイドさんが案内してくださるツアーに参加したのですが、大変興味深いお話しをたくさんお聞きしました。
明治の神仏分離が行われる前までは、修験道の聖地だったとのことで、南部藩では、恐山と並ぶ、二大霊場のひとつだったそうです。火山活動により、自然にできた洞穴にこもって修行をしていたそうで、今ではそれぞれの洞穴の前には鳥居が立ち、祀られていました。
溶岩が溶けて固まった、ゴツゴツとした岩肌の隙間に入って修行だなんて、想像しただけで、寒いだろうなぁとか、風や波の音を聞いているだけで心細くなったりしなかったのかなぁなんて、思ってしまいました。不思議なのは、湖畔から2、3メートルぐらいは、水辺というともあり、涼しく、少し肌寒いぐらいに感じましたが、数メートル原生林の中に入ると、途端に音が静かになり、寒さも感じなくなりました。
十和田神社
ガイドさんが年配の方だった事もあり、何か今までで、不思議な話などありますか?と聞くと、普段はそんなこと聞かれても、中々話しにくいけれど、と言っていましたが、お話しして下さいました。
えっ!そんな事あるの!というような、自分でも不思議に思うし、神様のおかげとしか思えない、というような出来事を経験なさったそうです。
帰りに際に、ガイドさんはおいくつなんですか?と、お年を伺うと、80代との事。ツアーを解散した後は、自転車に乗って颯爽と帰って行かれました。
そんな元気な後ろ姿を見ながら、きっと地元の神様から守っていただいているのかなぁ、素敵だなぁ💕と感じました。
素敵な狛犬





