宇曽利湖
父の百箇日の供養のため、恐山へ母と参拝。
10年ほど前に、父と一緒に旅行で訪れた事があると、その時の思い出話を、母がたくさんしてくれました。
恐山では手前の売店のようなとこで、風車を売っていたそうですが、父が徐ろに、幼くして亡くなったという、自分の姉のために風車を奉納したいと言い出し、一緒に奉納したとのことです。
60年も前に亡くなった、きっと記憶にも残っていないような兄弟を思って、そんな事をするなんて、私の知っている父からは想像もつかないエピソードにおどろきました。
いくら家族でも、知らない事があるものだと気が付きました。
