いつもお世話になっている大学病院の眼科が一月まで予約が埋まっていて、
キャンセル待ちをしていたのですが、病院から空きが出たと連絡がきたので、
急遽、ジューくんを連れて行ってきました![]()
診察室に現れたのは、経験豊かそうなおじいちゃんドクターで、お話によると
私たちが片道5時間かけて行ったお隣の州の大学病院で15年間教えていたそう![]()
そんなベテランドクターの診断では、ジューくんの左目は角膜潰瘍の中でも特に
重度なデスメ膜瘤(深層性角膜潰瘍)だということでした
お隣の州のドクターは
ぶつけた衝撃で飛び出たアイリス(虹彩)が内側から穴を塞いでくれていて房水が
溢れ出るのを止めている、と言っておられましたが、診断ミスだったのかアイリスが
元の位置に戻りかけているのかはわかりませんが、今日のドクターの診断結果では、
穴の半分はアイリスにカバーされているけれど、残りの半分はカバーされていない、
ということでした![]()
なので、目の表面に突出したデスメ膜が破れてしまったら房水が溢れ出てしまう
という、とてもセンシティブな状態なのだそう。。。そして、今後もうこれが治る
ことはなく、手術ができないジューくんは突出したデスメ膜が破れないよう細心の
注意を払いながら過ごすしかない、ということでした。。
これから一生この病と付き合っていかなければならない、
常に死と隣り合わせの生活になる、ということです。。
ジューくん、本当に本当にごめんなさい
あの時あんな事故を起こさ
なければ、今ごろジューくんの角膜潰瘍は治っていたのかもしれない![]()
これから死ぬ気でジューくんのお目目を守らなければっ![]()
幸か不幸かジューくんは寝たきりなので一人で動き回ることができないし、右を下に
してしか寝られないので、お顔の左側は常に上を向いたままだから左目をどこかに
こすりつけてしまう、ということはありません
でも思いっきり目を閉じたりとか
すれば、ごく稀だけれど破裂してしまうこともあるようなので、これから先、更なる
監視が必要となります![]()
ただ、お隣の州のドクターもおっしゃっていらしたとおり、膨らみの表面が
上皮細胞に覆われている状態だから幸いにも痛みはない、とのことでした![]()
なので、今後も抗生物質の目薬と、目の乾きを防ぐジェルを続けることで
今の状態を保つこととなりました![]()
今後この状態は変わることがない為、これに関しては再度診察に来る必要はない
ということでしたが、念の為、時々状態を診ていただきに行くことにしました![]()
冬の間は頻繁にお外へ行くことがないから目にほこりなどが入ってどうしても
目を触らなければならなくなるような心配はあまりないけれど、おうちの中でも
ごはんの時や車椅子に乗る時などは特に慎重に、絶対に目を離さないよう、
ジューくんのお目目、イコール"命"を守る為に頑張りますっ![]()







