先日、一緒にランチしに行ったお友達がインスタに、ランチの
お写真と共に、こんなことをアップしていました
ヴォ―カルのお友だちと、久々にランチ。悲しい出来事が続き
今は歌えない彼女。ポツリポツリ話す彼女の声がまた美しい歌声に
変わるまで、私は待ってるよ。
この短い文章を何度も何度も読み返し。。号泣した
ピアノを弾く彼女も、かつて大切な人を亡くした時にピアノが弾けなくなった
経験があり、私が唄えなくなってしまった気持ちをよく理解してくれていました
今はまだ、うまく声が出ないけれど、頑張らなきゃ
って思った。。
こうして待ってくれている人の為にも。。
私が練習している時にいつも側にいて聞いてくれていたみけるの為にも
私の歌声と共に育ってきたジューくんにも
また聞いてもらえるようになる為にも
そして、これからの私の為にも
みける、ジューくん、見ててね
今日は久しぶりに会う、日本人のお友達とランチしに行きました
パパ以外の人とお出かけをするのは本当に久しぶりでした
でも、楽しいはずのランチなのに、ジューくんとみけるの
お話をしていると、泣いちゃったよぉ〜
久しぶりに会ったのにしんみりしちゃってとても申し訳なく。。
それに私、今日上手に笑えていたかなぁ
まだ人に会うのは
早すぎたかなぁ〜。。。と思ったり。。。
そのことを謝ると、「ゆっくりでいいよぉ〜
」と
優しく言ってくれたお友達
そして話題はこれからのことになりました。。
私がパフォーマンスを辞めたことを知らなかった彼女。。
ジューくんの介護に専念する為にきっぱり辞め、最後と決めたコンサートの
二日後にジューくんが旅立ってしまったこと。ジューくんが亡くなったことを
知ったシンガーマネージャーから、「夏のプロジェクトに出ない 音楽は辛い
気持ちを和らげてくれる効果があると思うから戻って来ない」と、なんとも
ありがたいメールが来たこと。でも今はとてもまだおうたを歌える状態ではない
からお断りし、これからはおうちでゆっくり曲作りをしたり少しずつ歌い始めて
みたりしながら、たとえ時間がかかっても、自分のペースで音楽活動を再開して
いくつもりだということもお話しました
そう。。少しずつ、少しずつ、前へ進んでいこうと思っています
そして、帰り際にお友達から素敵なプレゼントが
「Heart of a Mother」というお花の写真集のような本でした
お花はおうちにいっぱいあると思うから、と言っていました
開いてみると、キレイなお花のお写真と共に、母から子への言葉、
子から母への言葉、それぞれの花言葉やそれに伴った素敵な言葉が
たくさん詰まっている、読んでいるととても心が和む本でした
もう一つのプレゼントはラベンダーの絵が描かれたサシェで、中には
ドライフラワーが潜んでいるのか、実際にラベンダーの香りがしました
かわいい
ミツバチまでいるよん
心を落ち着かせ、リラックス効果のあるラベンダーの香り
ありがとう
ジューくんもリラックスできるね
今度会う時にはもっと笑顔になっているといいなぁ〜
今日はとってもいいお天気で、久しぶりにちょっと暖かくなりました
夕方、お仕事から帰ってきたパパが、ドアを開けるなり
いきなり「湖へ行こう」と言い出しました
「なんで」と聞くと、「なんとなく。。」って。。
去年くらいから、ちょっとでもお天気が良くなると、お仕事で疲れて
帰ってきたにもかかわらず、こうしてドアを開けるなり「湖へ行こう」
と、陽が沈むまでにジューくんを大好きな湖へ連れて行こうとしたパパ。。
パパはあの頃からジューくんがもうそんなに長くは
ないってことに気づいていたのかもしれません
私はまだちょっと湖へ行くのが怖かったけれど、勇気を出して行ってみることに。。
そしてあの頃のように、陽が暮れる前に、と、急いで湖へ車を走らせました
到着して車を降り、久しぶりに湖の景色を見た時、なんていうか、うまく
言えないけれど。。。言葉が出なくて。。。無言になった。。。
しばらく経ってからよく見ると、手前のほうは氷が解けていたけれど、
ほとんどの部分がまだ凍っていました
でも私はジューくんが大好きだった場所に、ジューくんと一緒に
戻って来れたこうして、ジューくんが何度も見た景色を、また
ジューくんと一緒に見ている
ほんの５ヶ月くらい前までジューくんがいた場所へも行きました
パパも、ずっと黙ったまま湖の景色を見ていました。。
そしてジューくんと一緒に歩いた道をたどっていると、涙が出た。。
しばらくすると、なぜか頭が痛くなってきて、
呼吸がし辛くなってきて。。ダメだなぁ〜、私 
でもきっとまだ来るのが早すぎた、ってことはない。。
ジューくんが来たかったはずの場所なんですもの。。
ジューくんがやっと、大好きな湖へ戻って来られたんですもの
ジューくん、湖も「おかえり」って言ってるよ
