お姉さんへの嫉妬を手放したいと

カウンセリングを受けてくださったNさん。

「なんであなたはそうなの？！」

「わたしはこんなにガマンしてるのに！」

という相手へ向けた気持ちから、

「わたしは何をわかってほしいんだろう？」

という本音を探し出して、やっとの思いで伝えたら

ひっく、ひっく、としゃくりあげるくらい、泣きました。

母の時と同じくらい、泣きました。吐き出しました。

自分でもびっくりするくらい。

だったそうです。

ずーっと心の奥底にためてきた

ずーっと見ないようにしてきた

自分の本音を言えた時って、心が震えます。

自分にこんな子どものような気持ちがあったんだ

って気づくのも恥ずかしいけど、

嫌われたくない相手に

こんな気持ちを出して嫌われたら…と思いながら

なんのガードもせずに伝えるのは、怖い。相当怖い。

その怖さを乗り越えて本音を言ったとき、

体中が震えるくらいの感動がやってくることがあります。

これが自分の言いたかったことだー！

っていう喜び。

これがしたかったんだー！

ごめんよ自分、待たせてゴメン！

見ないようにしてきてゴメン

言わないでいてゴメン

やっと言えたよー！

って思いと、

そうだよー！

ずっとこの時を待ってたよー！

やっと言えたねー！

うれしいぞー！

っていう体からの反応。

それを感じるために、

今までガマンしてきたのかも。

本音を見えないようにしてきたのかも。

ずいぶんガマンしたね、自分。

えらかったね、自分。

てなる。

ご本人の許可を得て、カウンセリング後のご報告メッセージをシェアします。

思いを溜めてガマンしてる人が

「自分もこんなふうに全部出したい」

って思うキッカケになったらうれしいです。

こんにちは、ガリさん。

ご報告。

前回のメールカウンセリングを受けてから、だいぶ日にちが経ちましたが、
なんと姉に対するバンジーが出来ました！

娘の入学式前日に心の苦しさの限界が来て、
姉に、入学式の出席を相談したときでした。

はじめて、
『姉は子育てを母に頼れて羨ましかったこと』
『誰もパニック発作の大変さを理解してくれないこと』
『うちは全員が大変な環境と家計だから、苦しくても誰にも頼れなかったこと』
『育児と発作の治療を平行して行うことは、本当に辛くて、助けて欲しかったこと』
大泣きしながら吐き出しました。

姉本人に「羨ましかった」「助けて欲しかった」と直接言うのは、心臓が飛び出しそうな緊張感です。
姉には、母と同等の怖さとトラウマがあるからです。

ひっく、ひっく、としゃくりあげるくらい、泣きました。
姉は、
「うちはみんな大変だから、それを気遣って頼れなかったのは、あなたの優しさだと思う。でも、大変な者同士だから、助けあえるんじゃないの？今までは難しかったけど、やっと息子たちも一人立ちしたし、これからは、限界が来る前に話しなね！聞くことはできるから！」
と言ってくれました。

母の時と同じくらい、泣きました。吐き出しました。
自分でもびっくりするくらい。

長い時間がかかりましたが、バンジーするのには、それだけ時間が必要だったのだと思いました。

これまでのカウンセリングの賜物だと思っています。

ありがとうございます(^_^)

Nより。

Nさん、シェアにご協力ありがとうございます。

本音は誰も傷つけない。

世界は自分が思ってる以上に優しい。

それは、怖いまま跳んだときにわかる。

Nさんの勇気が、誰かの勇気になりますように。

心屋認定心理カウンセラー

猪狩純一（ガリさん）

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