人から慕われるには
相手に興味を持ってみて。
相手の言ったことの意味がわからなければ
「それどういうこと？」って聞く。
相手のしてることの意味がわからなければ
「それどういうこと？」って聞く。
すると、わけわからん答えが返ってきたりする。
自分が推測できないことだから聞くんで、
それは当たり前と言っちゃ当たり前で。
たとえば男子が大切な女子のために
こんなにしてると思ってるのに、
わかってもらえない。
そんなときに
「こんなにしてるのになんで大事にされないと思うの？」
って聞く。
すると女子から、
「いつも否定するから」
って返ってきたりする。
え？と思うんだよね。
いつも親身になってアドバイスしてたつもりなのに
気にするなよって励ましてたつもりなのに
それを否定と取られてたんだって
ビックリする。
で、「どうしてほしいの？」って聞くと
「わたしの気持ちをわかってほしい」
って言われて、
そうか、女子の話を解決しようとしちゃダメなのか
ってやっとこさ理解する。
子どもに「なんでそんな乱暴なことするの？」って聞くと
「だってお母さんが優しくしてくれないから」とか
一瞬意味のわからんことを言ったりする。
いつも「ダメな子」って言われた（受け取った）子は
そんな自分を罰してツライのよね。
で、モノや人に当たったりする。
そっか、わたしがダメって言うと、
してることじゃなくて
この子自体をダメな子って言ったと取られるんだって知る。
そんな子に「お母さんにどうしてほしい？」
って聞くと、
「ギュってしてほしい」とか言ったりする。
泣けるよね。
職場で仲良くなれない人に
「どうしてつっけんどんな態度なの？」って聞くと
「いつも上から言われてイヤな気持ちがする」
って言われて、
そうか、自分の言い方はこの人にとっては
上から言ってるように聞こえるのか
ってわかったりする。
相手がどんな人なのか知ろう。
それは、相手が自分のことをどう見てるかも
教えてくれる。
そのとき、
相手の言う
「あなたに否定される」
「優しくしてくれない」
「上から言われる」
それを聞いてムカッとしてしまうと、
相手は気持ちを言いにくくなる。
それは相手の反応なんだよね。
相手がどんな受け取り方をする人か
知るだけでいい。
自分を否定する材料に
使っちゃダメだよん。
「否定なんかしてないよ」
「優しくしてるでしょ」
「上からなんて言ってない」
その返しでは、
相手の心のドアは開かない。
相手がどう感じる人なのか
自分をどう見ているのか
いつまでたってもわからない。
相手がどう受け取るかは
相手の領域。
そう感じる相手にどうすれば
大切に思っているかを伝えられるか
そこは自分の領域。
相手の領域をいじろうとしても
それはできないのです。
変えられるのは、
自分の領域だけね。
相手があなたに対して
「こう思ってる」って本音を言えたとき、
「言えてよかった」と思うのです。
それに「そうだったのね」って言ったとき、
相手は「わかってもらえた」ってなるんです。
それが相手にとっては
自分を丸ごとわかってもらえた
ってことになる。
人って、そんな人を大切にしたくなるよね。
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猪狩純一（ガリさん）
チョンマゲではない(笑)
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