スネを持った時期を振り返ってみると、
小さい頃にさかのぼる。
自分はこんな人ってセルフイメージを
勘違いしたまま決めてしまった体験が、
だいたい小学生までですよ。
たくさんの方のカウンセリングをしてて。
僕もそうだった。
いきなり話変わるけど、
好きなブランドって、14歳までに決まる
って説がある。
多感な頃って、
ひとつひとつの印象が強烈だから、
「これが好き！」って思うと
強く心に刻まれる。
僕なんか、小学校高学年から中学生にかけて
ウォークマンが流行して、
あのスタイル、音楽に没頭して
なおかつカッコイイってのが
頭にこびりついて
中学？高校？から
だいぶウォークマンを買い換えましたとさ。
当時は年々音が良くなったり
機能が増えたりして、
つい最近までのスマホみたいなもんで
最新モデルが欲しくなったものでした。
そんなソニー大好きだった僕は、
今持ってるテレビとHDDレコーダーも
スマホもソニーですとさ。
メモリに記録できるようになった
最新のウォークマンも持ってたけど
最近探したらなくなってた。
（勝手に手を離れていったのでしょう）
２０代前半、
ホンダからアメリカンバイクが発売されて
なぜか
「これは俺が買わなくどうする！」
って思って、
早速買って乗って。
しばらくして、
なぜに自分はこんなにアメリカンバイクにトキメクのか？
って考えたら、
小さい頃の仮面ライダーでバイクに憧れ、
思春期のMTV（ミュージックビデオが大流行した）で
アメリカンロックバンドのお兄ちゃんたちが
ふんぞり返ってバイクに乗ってるのを
「うぉー！、カッコいいー！」
って見てたことを思い出しましたとさ。
20代でそんなことを考えてた僕は
カウンセラーになりましたとさ(笑)。
そして、
今乗ってる車は、ホンダ車です(笑)。
平べったいスポーツカーや真っ赤なオープンカーも
乗ったし、
そういうのって
１９７０年代にスーパーカーブームとか
８０年代にハリウッド映画でオープンカーが出てきて
カッコいい！って憧れたまんま、
なりきって乗ってたりもしたんだよね。
みなさんはどうですか？
多感な頃の
強烈なインパクトって、
のちのちの消費行動や
ライフスタイルに
けっこう影響を与えてたりするかなぁ。
ドラマの影響が
憧れの職業にも影響したりするしね。
大企業ほど
多感な時期に目に触れるように
CMや映画、動画、雑誌に登場させたり
スーパースターに提供して使ってもらったり。
そうそう、僕はギターも
１４歳の頃に憧れたギタリストのモデルを
今も使ってますわ。
あのころの憧れ。
それは1回やってみる価値はあるし
やったらすぐ飽きたり
歳いっても楽しくて続けてたりする。
いろんなものに影響受けながら、
自分でやってみて
フィットするものが続いていく
ってことなんでしょう。
多感な頃に憧れたこと。
小さい頃に強烈に
自分はこういう人だって決めたこと。
そのトキメキを、
楽しいものは続けて
楽しくなかったり
なんでこれしたいんだろう？
って思っちゃうことがあれば
手放してみてもいい。
今の自分にフィットしないものは
手放したらスッキリするよ。
問題はそのために起きるんだし。
今、なんかしらんけど選んでるものは
多感なころに憧れたものかも。
って見てみる。
ポジティブなこともネガティブなことも、
14歳までに強烈なインパクトを受けたんだな
って知るだけでも、
今の自分の心地よさって、
なんだ？
の答えが見つかると思う。
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猪狩純一（ガリさん）
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