僕が心屋も何も知らなかった頃、

「限界は自分で作っている」

「うまくやろうと考えない、うまくいくと知る」

そして

「人生は自分で決める」ことを教えてくれたのは、映画マトリックス。

公開されてからもう15年以上経つんですね。

 

当時どなたかのブログを読んで、

この映画にそんなメッセージが込められていると知り、

被害者を選んでいた僕を

ここまで連れてきてくれるキッカケになりました。

 

「自分で決めるってどういうこと?」

それを分かりやすく伝えたい、そんなタイミングが来たのでシェアします。

 

1999年 ©ワーナーブラザーズ

 

一世を風靡したこのシーン、30代以上は誰もが真似したことがある(はず!)

(ちなみに弾丸をブリッジでかわしてます)

 

 

映画では「この世は仮想現実だった」という設定ですが、

実際、僕らの脳の中身が現実なわけで、

「世界は頭の中にある」と捉えると「物質世界は仮想現実」になります。

そんな前提で。

 

 

普通の青年だった主人公ネオは、救世主と見込まれて

仮想現実の中で武術のトレーニングを受けます。

しかし勝てない。

そこでリーダーのモーフィアスがこう言います。

 

「考えてみろ、仮想現実の世界で

強さやスピードの原因が筋力にあると思うか?」

 

物理的な限界がなければ、

いくらでも腕を強く、速く振ることができる。

思えば思った分だけできることに気づけということ。

 

そしてこの言葉。

「速く動こうと考えるな、速いと知れ」。

 

自分は速いんだと自覚した瞬間、自覚した分だけ速く動かせる。

「このくらいの速さが自分の限界」だと、自分で勝手に決めなさんなと。

するとネオはめちゃ高速で技を繰り出し始めます。

 

だから僕らも、

「うまくやろうと思うな、うまくいくと知れ」

という根拠のない自信を持とうと。

原語だと

「Don't think you are.  Know you are.」

 

存在自体を言ってるんですね。

自分がどんな人間であるか考えるな(自分で決めつけるな)、

ただ知ればいい(本当の自分でいろ)。

 

そして

「考えるな、無心で打て」

「心を解き放つんだ」

 

心を解き放つ感覚って、なかなかすぐには体得できません。

でも、教えることもできない。

人に言われてやったことって、

うまくいかなかった時にその人を言い訳に使ってしまう。

それでモーフィアスはこう言います。

「入り口までは案内するが扉は君自身で開けろ」

 

 

武術で勝てるようになると

モーフィアスは高層ビルの屋上へ連れて行き、

どう見ても走り幅跳びでは飛べない、隣のビルの屋上へ飛び移ってみせます。

やってみろと言われたネオは怖さを感じる。

 

そこでモーフィアスはこう言います。

「感情をすべて捨てろ。恐怖、疑心、不信」

「心を解き放つんだ」

 

落ちたらどうなる?、本当に飛べるのか?、自分にできるのか?

そんな思いがその現実を引き寄せてしまうから。

自分に制限をかけてしまうから。

 

できないかも、嫌われるかも、愛されてないかも、

そんな思いがその現実を呼び寄せてしまうから。

それを証明する現実がやってくるから。

 

ネオは「上等だ、跳んでやる」

そう言って飛びますが、あえなく失敗。

前提が「飛べる自分」になってないもんね。

 

仲間が言います。

「誰でも最初は失敗する」

 

過去の経験から「できないかもしれない」と思うその心が、

自分にブレーキをかける。

脳の中にない経験は、失敗して体でつかんでいくしかないんですね。

 

そこから全てを体得して、冒頭のシーンですよ。

飛んでくる弾丸をすべて見切って高速でよける。

ま、冷静に考えるとちょっと笑っちゃうんですが(笑)、

究極に自分を信じれば不可能な話では…

 

 

そこに至るまでにはもう1つ、

「自分で決める」のエピソードがあるんですが、

それはまた次回に。

 

 

 

 

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今日も幸せな眠りにいざなうよ(^^♪

心屋認定心理カウンセラー
猪狩純一