心屋マスターコース同期のタニミズが
僕の住む水戸に来てくれて、
楽しい一日を過ごしました。



せっかく遠路はるばる会いに来てくれたのだから、
彼が以前興味があると話していた地元のパン屋さんに連れていこうかと話したときのこと。

「ガリさん、パン屋は確かに興味がある。
けどよ、どこに行くかってのは、
オレらがこうして楽しむことの、
そのためにあるんだよ。

そりゃオレらが楽しんで、
そこにおいしいパンがついてくるなら、
それが一番。

でも、行程に縛られて、
そっちをやらなくちゃで楽しめなかったら、
それは逆だと思うんだ。」

そんなことを言われて、
最近課題だった
「その人と一緒に過ごす時間の意味」が腑に落ちてきた。




昨日、結城のオープンカウンセリングで。
空いた時間に、そうだ、
せっかく一緒にいる時間を楽もうって
茨城のカウンセラーじゅんじゅんと
小山まで足を伸ばした。
みみちゃんが地元情報をいっぱい教えてくれて。
大平山の卵焼きを目指す途中に
行列のできるラーメン屋が見つかり、
帰りはそこに寄って。

その時間、その場所で、その人と楽しむ
をしてたら、なぜか全てが楽しく回って。
昨日結城に居られたこと、
みみちゃん、じゅんじゅん、ともちゃん、
参加者さんと過ごせたことに
感謝があふれた。

帰りにじゅんじゅんに
「亀戸天神の藤の花を見たい」って
話したら「行こうよ」ってなって。
ライトアップされた藤、大好きで。

でも着いたらもう花は終盤で、
満開を見せられなくて申し訳なくて
「もう終盤なんだ、(見せられなくて)残念だな」って言ったら、
「今年の花はみんな早いんだね。見られてよかったよ。」って言ってもらって。



これまでは
どこかに行って
その時間とお金をかけた分楽しんで
元をとろうとしてた。

そうしないと、
自分の価値がそがれる恐怖があった。

「せっかくだから、何をする」じゃなく、
「今、同じ時を過ごせることにフォーカスする」。

今の瞬間て、二度と来ない。
同じ場所で同じ時を過ごせるって、
なんてありがたいことなんだろう。
そこに会話があることで、
なんて心は満たされるんだろう。



心屋認定心理カウンセラー
猪狩純一